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2017.07.27学校行事

オーストラリア語学研修便り ーー2ーー

希望した1年生14人が参加しているオーストラリア語学研修。引率の教員によるレポートの2回目です。語学学校での授業が始まりました。

ホームステイでの最初の夜を過ごして

バイロンベイ語学学校での生徒集合は朝9時の予定、8時半以降に生徒が集まってくるかと想像していると、8時過ぎから生徒が到着し始めました。「ホストファミリーとのコミュニケーションが上手くできず、早めに送られてきてしまったのでは」と担当教員が不安そうに迎えるも、生徒たちの表情は予想とは異なり笑顔でした。

「朝食がアボガドがのったトーストで美味しかった」「夕食がタコスで、ホームステイ先の家族と一緒に作ってとても美味しかった、おかわりもした」「家族と一緒にテレビを見て楽しかった」など、ホームステイ先での出来事を楽しそうに話してくれていた姿がとても印象的でした。また、どの生徒もグッスリと眠ることができた様子でした。

いよいよ授業開始

1時間目(9:00〜10:30)、自己紹介と今日の朝食に何を食べたかを、ペアワーク。まだまだ担当のStacy先生の指示が理解できずに、空白の時間が多少できてしまうペアも見られました。先生が話している時にはちゃんと聞くことをさらに徹底させる必要があると感じました。

続いて、a ◾️◾️ of (名詞)の形を、プリントでいろいろと学習しました。その中で、生徒達たち驚いていたのは、缶詰がcanではなく、tinであること。tomatoの発音が、オーストラリアではアメリカの発音よりも、日本語の発音に近いことでした。また、Vagemiteというオーストラリア特有の食べ物がプリントに載っていたのですが、本校AETのBonnie先生との東野高校での授業が役立ち「これ知っている!」や「やっぱり出てきたか!」と話している生徒もいました。

2時間目(11:00〜12:30)、先ほどの「a tin of tuna,a jar of Vegemite」など17個ほどの学習したプリントを持って、近くのスーパーマーケットへ。ここでは、それぞれの値段を調べて、プリントに書き込むアクティビティに取り組みました。それぞれが大人数で移動することがなく、2人ずつ程度に分かれ、必死に商品の場所と値段を探し、プリントへと書き込む姿が印象的でした。教室へと戻ってきてからは、それぞれのプリントに書いてある値段が安いか高いかを(cheaper / more expensive)の表現を使いながら確認しました。

午後はビーチでサーフィン!

3人のコーチから簡単なボードへの乗り方を教えていただき、実際に海へと入りました。水がとてもクリアであること、海底が見えることになどに心が踊り、失敗しても何度も何度もサーフィンに挑戦する姿が印象的でした。特に、女子5人は3人のコーチからも、海に入ってからも熱心なアドバイスとサポートを受け、男子よりも早く、サーフボードの上にしっかりと立つことができていました。

2日目を終えて、ホームステイ先の家族とコミュニケーションを取ることに苦労する生徒が出てくるのかという引率教員団の予想を覆し、家族から聞かれたことに答えようとしている姿が見られ、頼もしく思っています。また、自分から体験したことを伝えたいという気持ちを持ち、空いている時間を使って、辞書を用いて調べ、我々にどのように話したらいいかという相談する生徒も出てきました。この生徒たちの前向きな気持ちが失われないように、「支えること・生徒に任せること」を上手く織り合わせながら指導していきます。