1学期終業式がありましたーー18日
- 学校行事
終業式は放送で行いました。平井廣治校長のあいさつなどに続き、生徒会より昨年度から参加している「オレンジガーデニングプロジェクト」ボランティアの参加呼びかけ、生活指導部長より「夏休みの過ごし方」について話がありました。
ー平井校長あいさつー
今日で 1 学期が終わります。もちろん今年度は、2 学期・3 学期と続いていきますが、今日が一つの大きな区切りで あることに間違いはありません。そして、区切りにやるべきことは「振り返り」です。では、何を振り返れば良いのか?それは 東野生として、「知識は第一の宝、品行は最高の美、忍耐は無上の力」という「建学の精神」を体現できたかどうかに ついてです。1学期の冒頭、始業式で皆さんと共有したいものとして「建学の精神」について話をしました。
「知識は第一の宝」…日々の授業は大切にできたでしょうか?もちろん、授業だけが学びではないですが、一番の基本 となるのは日々の授業です。これに関して指標となるのは「レディネス」を意識・実践できていたかどうかです。折に触れて 授業前や授業中の様子を見て回りましたが、全体としてまだまだ改善の余地はあるように感じます。特に省みてもらいたい のは、2 分前着席ができていたかどうかです。できていたという人はその継続を、できていなかったという人はその徹底を 心がけてください。
「品行は最高の美」…日々の言動に気をつけることはできたでしょうか?ここでの指標は、「思いやり」を持った言動を 心がけることができたかどうかです。残念ながら、人を傷つけるような言動、ルールを逸脱する行い、スクールバスでの 恥ずべき振る舞いを見聞きしたこともありました。特に、「いじめ」や「暴力」は安心・安全な環境を脅かすものであり、 絶対に許されるものではありません。これも繰り返しにはなりますが、「いじめ」は人の尊厳を踏みにじるものであり、場合に よっては犯罪にも該当します。仮に「いじめ」をしている側がそのつもりはなかったとしても、その行為の責任を免れることは できません。なお、18 歳で成人となる社会において、高校生に向けられる社会からの目は時として非常に厳しいものと なることもあります。東野高校の一員として、社会の一員として、もう一度自分自身の言動を見直してみてください。
「忍耐は無上の力」…物事に粘り強く取り組むことはできたでしょうか?人生は思った通りに行くことばかりではありません。 この1学期だけを振り返ったとしても、すべてが思い通りに行ったという人は恐らくいないのではないでしょうか?しかし、成功 は諦めずに歩み続けた先にあるものです。失敗したと思うことがあったのならば、その要因をしっかりと分析したうえで、今度 はそれを乗り越えられるよう再び挑んでみてください。
さて、ここまでは1学期の「振り返り」について話してきましたが、この時期だからこそ振り返ってもらいたい、また思い返して もらいたいのが「平和の大切さ」です。「平和」について考える時、8月には記憶にとどめておかねばならない日が三つ あります。一つ目は、8月6日…広島に原子爆弾が投下された日。二つ目は、8月9日…⾧崎に原子爆弾が投下され た日。三つ目は、8月15日…多くの命が失われた第二次世界大戦の終戦が公表された日。現在は過去のうえに 成り立っています。そして、我々が普通だと感じている日々の生活も、悲惨な戦争を経て成立した平和のうえに成り立って いるものです。人間は、いかに大切なモノであっても、それがあまりに普通になってしまうと、その大切さを感じなくなってしまう ことが多々あります。その最たるモノが「平和」ではないかと思います。平和を享受する身だからこそやらねばならないこと、 それは過去に思いをはせ、「平和」の大切さを考え、その「平和」を未来につないでいくことです。また、「平和の大切さ」を考 える時に、併せて考えてもらいたいのが「命の大切さ」です。自分自身の「命」も、他の人の「命」も、すべてかけがえのないも のとして捉えること。それは、先ほど「品行は最高の美」の話をした時に述べた、「思いやりを持った言動」をするための大前 提になるはずです。
明日から、約40日間の夏休みとなります。1年生は、来年度のコース・科目選択も見据えながら、自らの興味・関心 が高いものは何か、じっくりと考えてみましょう。2年生は、修学旅行がより充実したものとなるように、事前にやるべきことを 進めておきましょう。3年生は、自らの進路実現に向けて、後から悔いることのないようできる限りの努力をしましょう。40日 間という期間は、自分自身に磨きをかけることも、また逆に自分自身を鈍らせてしまうこともできてしまいます。予め目標を 定めたうえで、一日一日を有意義に過ごし、2学期が始まる9月1日に、皆さんがより一層成⾧した姿を見せてくれることを期待しています。
