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学園創設者・丸山鋭雄先生の胸像建立除幕式を執り行いましたー5日

  • 学校行事

このたび、本校において、学園創設者である丸山鋭雄(まるやまとしお)先生の胸像建立除幕式を執り行いました。

 

この胸像は、ご令孫である丸山浩一様が大切に保管されていたものを、本校へ移設したものです。

式次第

  一、開式

  一、主催者挨拶 理事長 中川進

  一、主賓挨拶 創立者ご令孫 丸山浩一様

  一、導師紹介

  一、導師入場

  一、開眼法要 導師 荒木良道

  一、導師退場

  一、挨拶 理事長代理兼参与 北村陽子

       学校長 平井廣治

  一、来賓紹介

  一、閉式

ご令孫 丸山浩一様 挨拶

式典では導師・荒木良道様(小石川 無量山 傳通院執事・浄土宗誠心寺住職)による開眼法要を執り行いました。

参列者が見守る中、厳かな雰囲気のもと式典が進められました。

 

ー北村陽子理事長代理兼参与挨拶ー

本日は、盈進学園創立者丸山鋭雄先生の胸像除幕式にこうして多くの皆さまにお集まりいただきましたこと、誠にありがとうございます。

 

また、胸像移設建立にあたりまして、ご理解ご支援を賜りました方々には心より御礼申し上げます。

 

早いもので、盈進100年の式典を終えて、1年が過ぎようとしています。

私学で働く私たちには、その学校の歴史を受け継ぎ、

次の時代へつないでいくことが使命として課せられているのだと思います。

 

考えてみれば、盈進学園があったからこそ、東野高等学校が生まれました。

そして、東野高等学校が生まれたからこそ、盈進学園は100年という歴史を刻むことが出来たのだと思います。

 

かつて、盈進学園と東野高等学校は、誤解を恐れずに表現するならば

自由を謳歌している子どものような  東野高等学校を

どこか冷めた目で見ている親としての  盈進学園

そのような関係性で、この二つの間には、少なからず隔たりを感じることもありました。

 

このままではいけない

 

盈進学園東野高等学校が、これからも発展していくためには、それぞれがしっかりとつながり

「人間教育と個性の尊重」という盈進の教育を打ち出していくことが大切ではないかと。

 

そこで、盈進学園の創立者、丸山鋭雄先生の教えを改めて学び、

変えてはならないものと、

変えていかねばならないものを見極めながら、

東野高等学校に確固たる根を生やしていかねばならないという考えに至りました。

 

私が校長職に任命された10年前、創立者丸山鋭雄先生が残された多くの言葉の中から、建学の精神を意識づけるのは、これだという言葉を見出した時、身体の内から熱いものがこみ上げてきたことが思い出されます。

 

それが「知識は第一の宝  品行は最高の美  忍耐は無上の力」という言葉です。

 

この精神こそが、変えてはならない盈進学園東野高等学校の根っこです。

この言葉に出会ったとき、私は、校長として歩む力を与えていただいたようにも感じました。

この言葉こそこの教えこそが大切なのだと。

この精神を生徒たちに伝え続けようと、覚悟を決めました。

 

そして、伝え続けるうちにこの精神は、生徒たちだけでなく、

私たち大人にとっても、救いとなるものだと気づかされました。

 

どうぞここにいらっしゃる皆様にも、この言葉この精神を大切に受け継いでいただければと思います。

知識は第一の宝  品行は最高の美  忍耐は無上の力

 

この精神は、盈進学園東野高等学校に根を張り、

これからも生徒育成の道標になり続けると確信しております。

 

このことを創立者丸山鋭雄先生のご令孫でいらっしゃる丸山浩一先生にお伝えし、

100周年記念式典へのご臨席を願うため、昨年ご自宅を訪問させていただきました。

 

その時に、丸山先生のご自宅の一室にたたずんでいる創立者丸山鋭雄先生の胸像に出会いました。

その胸像はどこか寂し気な、

それでいてその横に立つと大きな優しさに包まれているような感覚を持ちました。

 

私は丸山浩一先生にお願いいたしました。

「この胸像を学校に移設させていただけないでしょうか」と

丸山浩一先生は即答してくださいました。

「お持ちください」と。

 

それから1年。今日、こうして除幕式の日を迎えることができました。

 

これからは、生徒たちには朝スクールバスを降り第一の門をくぐると、そこから創立者丸山鋭雄先生の胸像が見えてきます。

正門前の胸像まで近づくと

「今日もよく来たね」「元気かい」と見守られているように感じるでしょう。

東野の生徒たちは100年の長きにわたる伝統の中で学ぶその尊さを思い、しかし時に悩み、それでも前を向いて歩いていくことでしょう。

東野高等学校の生徒であることの誇りが、少しずつ胸に広がっていくのを感じながら。

 

そして、それは生徒だけではありません。

私たち大人もまた、教育現場の難しさを感じ親として子を育てる難しさを思い目の前の課題に追われ、これからどうしていくべきか迷うことがあるでしょう。

そのようなとき、創立者がここにいてくださることは、私たちにとって一つの心のよりどころとなるはずです。

今日、ここに創立者丸山鋭雄先生の胸像除幕式を行えたこと。

それは、私たちが盈進学園東野高等学校の歴史を知り、

その思いを受け取り、

そして次の時代へとつないでいく大切さを、あらためて確認する節目の日となるでしょう。

 

丸山鋭雄先生はこうも言われています。

 

常に子どもとともにあれ

子どもを見くびるな

あらん限り褒めよ

 

今日お帰りになられましたら、お子さまをどうぞあらん限り褒めてください。

そして、2学期、生徒たちをどうぞあらん限り褒めてください。

 

それが、丸山鋭雄先生から私たちに託された、

子どもの可能性を信じる教育への

思いなのではないでしょうか。

 

その思いを胸に、

これからも盈進学園東野高等学校を、

そして子どもたちの未来を、

ともに支えていければと願います。

 

本日は、

創立者丸山鋭雄先生の胸像除幕式にご参列いただきましたこと、

改めまして御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

この胸像を通して、創設者の歩みや教育への思いを後世へ伝えるとともに、その精神を現在の教育活動にも生かしてまいります。