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ニュージーランド長期留学派遣制度
帰国生徒座談会

ROUND-TABLE DISCUSSION

ニュージーランド長期留学に
行ってきました!

高校1年生の1月から半年間。ホームステイで現地校に通う実践的なプログラムで語学力も人間力も磨き、大きく成長して帰ってきた3人に、刺激的だった留学生活について語っていただきました。

  • 相場萌花

    Iクラス2年

    相場萌花

    MOEKA AIBA

  • 岡崎叶和

    Iクラス2年

    岡崎叶和

    TOWA OKAZAKI

  • 相場萌花

    Iクラス2年

    テイラー クリスティ 瑠奈

    TAYLOR CHRISTY RUNA

聞き手
司会

北村陽子

校長

北村陽子

YOKO KITAMURA

榎本赳彰

Iクラス主任

榎本赳彰

TAKEAKI ENOMOTO

トライしなければ始まらない!
まずはチャレンジしてみようと思った

榎本
お帰りなさい!コロナ禍の影響で、現地でロックダウンを経験するなど、たいへんなこともあったと思うけれど、元気に帰ってきてくれてほっとしました。しかも3人ともずいぶん雰囲気が変わったよね。なんだか身長も伸びたんじゃない?(笑)
相場
そうですか?言われてみれば、岡崎くんは背が高くなったような気がする(笑)。私も本当に留学が楽しくて、自分なりに成長できたと感じています。
岡崎
背は伸びたかどうかわかりませんが(笑)、確かにぼくもいろいろな面で変わりました。
テイラー
私も人生観が一変するくらいのすばらしい経験になりました!
榎本
それはよかった!今日はみんなの経験談をたっぷり聞かせてもらおうと思っています。最初に留学することを決めたきっかけを教えてください。
岡崎
ぼくは小学校低学年のころメキシコに住んでいてアメリカンスクールに通っていたので、英語は得意でしたが、Iクラスで英語の授業を受けるうちに、知識を増やすだけでなく、さらに実践的な力を身につけてレベルアップしたいと思うようになったんです。半年間の留学制度は自分の希望にぴったりだと思いました。
相場
私は小2から英語を習っていてずっと英語が大好きでしたが、中学校のとき、交換留学の選抜に落ちてしまってとても悔しい思いをしたので、一時は「もう留学なんて考えない」と思っていました。でも東野に入学する前の説明会で、長期留学制度の話を聞いて、「トライしなかったら何も変わらない。もう1回、チャレンジしてみよう!」という気持ちになりました。
テイラー
私はもともとニュージーランド長期留学制度があることが、東野に入学したいちばんの決め手だったんです。小さいころに亡くなった父がニュージーランド人で、いつか父の家族に会いに行きたいと思っていたこともありました。

積極的に行動し、
柔軟に受け入れたことが
成長につながった

榎本
ニュージーランドの印象を聞かせてください。
相場
多国籍で、さまざまな文化が入り混じっているというのがいちばん強い印象ですね。
岡崎
人が穏やかで、行く前に考えていた以上に、気楽にいろいろな人と話ができると感じました。
テイラー
どこに行っても羊がいっぱいるんだろうと思っていたんですけど(笑)、実際に滞在したオークランドは都会で、動物もいなくて、ちょっと驚きました。でもあとから訪ねた地方には羊も牛も馬もいて、そこは想像していた通りでした。
榎本
ホームステイはいかがでしたか?
岡崎
看護師のマザーと大学生のブラザーが2人いて優しいファミリーでしたが、コロナ禍の感染拡大でロックダウンになってからは、マザーが医療従事者ということもあって、家のなかでも距離をとらなければならず、あまり交流できなかったのは残念でした。
相場
私は2つの家族と暮らしました。最初はファザー・マザーと5歳のブラザー、3歳のシスターというファミリーで、次がマザー・16歳と12歳のシスターというファミリーでした。私の場合は、ロックダウンになってからの方が、家族でゲームをしたり、一緒にビーチに行ったり、散歩したりと交流する機会が増えて、すごく仲よくなれました。
テイラー
ファザー・マザーと、5歳と3歳のブラザーでした。最初は英語も伝わらないし、コミュニケーションの取り方もわからず、苦労しましたが、マザーもファザーも優しく話を聞いてくれて、だんだん慣れてきました。日本ではほとんど手伝ったことのなかった家事やお金の管理も経験し、親のありがたみもわかりました。ただロックダウンになってからは学校に通えず、友だちにも会えないことで精神的に不安定になって、泣いてしまうこともあったんです。でもマザーやファザーが一緒に映画を見たり、散歩に行ったりして、しっかり支えてくれました。子どもたちとも仲よくなって、最後には「第二の家」のような場所になりました。
榎本
ロックダウンで思わぬ状況になってしまったね。でもいいこともつらいことも含めて、貴重な経験になったと思います。
学校生活は楽しめましたか?
テイラー
すごーく楽しめました! 最初は知らない人ばかりで不安でしたが、「せっかくの留学生活なんだから絶対ムダにしたくない」と思って、授業中、積極的に発言し、隣に座った子とも必ず話すようにしていたら、どんどん仲よくなれて、居心地よくなりました。担任の先生も親身に指導してくれたし、いろいろな国の仲間と互いの言語を教え合うのも楽しかったです。
岡崎
ぼくは最初のうち、授業以外でほかの国の友だちと関わることは少なかったんですが、日本に興味を持つフィリピン人の留学生と仲よくなり、そこから交友関係が大きく広がりました。授業では隣の席の子と数学の問題を英語で教え合うこともあったし、教室の外でも学食や購買・図書館・保健室とさまざまな場所で英語を使う機会があり、自然と語学力が上がるのを実感しました。日本との文化の違いも体感し、視野が広がったと思います。
相場
私はまず韓国人の女の子と仲よくなり、その後はタイ人の女の子と仲よくなって、どんどん友だちが増えていきました。すぐにはうまく通じなくても、食らいついて話し続けているうちに、「英語を使うのが楽しくて仕方ない」と感じるようになりました。クラスにはベトナムやサウジアラビア・エチオピアなど本当にいろいろな国から来た留学生がいて、それぞれの英語に特有のイントネーションがあるのも興味深かったです。クセが強くてなかなか聞き取れないこともありましたが、授業中にみんなの話す様子をビデオに撮って、研究もしました。先生方もとてもかわいがってくれて、最後に「日本に帰らないでほしい」と言われたのもうれしかったです。
榎本
3人とも自分から積極的に行動し、さまざまな状況を柔軟に受け入れて対応したことが成長につながったんだね。すばらしいと思います。

留学で培った力をもとに
さらに大きく羽ばたいてほしい

榎本
この留学の経験を今後、どのように活かしていきたいと考えていますか?
岡崎
ぼくはもともと、周りにどう思われるかが気になって、なるべく目立たないようにしているタイプだったんですが、留学で日本とは違ういろいろな価値観に触れて、自分を出すことに抵抗がなくなりました。英語に関しても単なる知識にとどまらず、話し方の特徴・説明のやり方・メールの書き方など幅広く実践的な力を身につけることができたと思います。また、以前から宇宙と音楽に興味がありましたが、現地校の授業がきっかけで、将来についてもより具体的に考えるようになりました。今後は東野の学びの中に、留学で得た力を活かしていきたいと思っています。
相場
私は留学を通して、「英語を話したい」という気持ちがますます強くなりました。今は家でも姉と英語で話したりしています。高1の学校行事で企業の話を聞いてから、将来は商社で働き、日本と海外の懸け橋になりたいという夢を持っているので、そのためにも英語はもちろん、ほかの言語にも挑戦したいと思っています。そして留学で韓国人の友だちと仲よくなれたように、少しでも国際平和に尽力できたらうれしいです。
テイラー
私は現地校で集中して授業に取り組むうちに、勉強のおもしろさがわかってきました。また、留学の最後に父の実家を訪問し、とてもあたたかく迎えてもらって、幸せな時間を過ごすことができました。祖母が「大学はこちらに来ていいよ」と言ってくれたので、大好きな音楽をニュージーランドの大学で学ぶことを考えています。
校長
3人の話を聞いて、Iクラスや留学システムをスタートして本当によかったと、とても幸せな気持ちになりました。語学力がつくだけでなく、視野が広がり、心が穏やかになり、感謝の気持ちを持つとともに、ひとりで立てる強さも身につけましたね。まさに「ひろがる・つながる・かなえる」経験になったと思います。ぜひここで培った力をもとに、さらに大きく羽ばたいてください。みなさんの将来に期待しています。
特進コースインターナショナルIクラス