教員座談会
HIGASHINO TEACHERS
THREE-WAY DISCUSSION
東野の特進コースなら、
もっと勉強がしたくなる
先生や仲間とともに、
最大限に力を伸ばし、
輝く未来をつかみとろう!
東野の特進コースには、一人ひとりが思い描く以上の未来をつかむことができるように全力でサポートする先生と切磋琢磨して高め合える仲間がいます。あなたも私たちと一緒に、充実した3年間を過ごしてみませんか?
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平井廣治先生[教務進路部長]
地歴公民科
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遠藤 環先生[Sクラス主任]
数学科
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榎本赳彰先生[Iクラス主任]
外国語科
明確な目標に向かって
一緒にがんばる仲間の存在が、
勉強のモチベーションにつながっている
東野高校の特進コースには、「入学前には思ってもみなかった大学に合格できた」と話す卒業生が少なくありません。それだけの結果を出す秘訣はどんなところにあるのでしょうか?今日は、特進コース担当の先生方にお話をうかがいます。まず、特進コースの指導目標や具体的な取り組みについて聞かせてください。
- 平井先生
- 本校の特進コースは、一般入試で国公立大学・難関私立大学に進学することをめざす「スーパーSクラス」と、ハイレベルな英語力を身につけ、一般入試もしくは留学経験などを活かした総合型入試で国公立大学・難関私立大学に進学することをめざす「インターナショナルIクラス」で編成されています。
- 遠藤先生
- Sクラスは、授業そのもののレベルが高いだけでなく、朝や放課後の講習、長期休みの講習や勉強合宿など、さまざまな学力アッププログラムが組まれていることが特徴です。受験に向かうために必要な知識も情報もすべて学校にそろっているので、予備校に行く必要はありません。教員は担当教科の指導だけでなく、出願のサポートも精神的なケアも担います。さらにIクラスも一緒に、学年を追うごとにコマ数を増やす「放課後勉強会」を実施し、一人ひとりが自習に取り組む環境も整えています。
- 榎本先生
- Iクラスは2年前に特進コースのなかに誕生した新しいクラスですが、生徒の意識が高く、学習内容も浸透し、Iクラスらしさが定着してきました。Iクラスの1日は、HR前にアメリカのラジオを流し、ニュースや音楽・天気予報を聴くところから始まり、ネイティブの教員を交えたHRに続きます。授業では東野オリジナルの英語学習メソッドを使って4技能をしっかり鍛えるとともに、ネイティブの教員による音楽の授業を受けたり、昼休みにイングリッシュルームでネイティブの教員とランチを食べるなど、とにかく生の英語に触れる機会がたくさん設けられています。なかでも力を入れて取り組んでいるのが、英語プレゼンテーションです。学期ごとに決められたトピックに従って資料を作成し、みんなの前で発表することで、英語力はもちろん、表現力や発信力も培います。
Sクラス、Iクラスで学ぶ生徒の様子や、クラスの雰囲気を教えてください。
- 遠藤先生
- Sクラスの生徒は、自分のやるべきことがわかっていて、授業中はもちろん、朝のHR前や休み時間も非常に集中して勉強に取り組んでいますね。ただ、これだけ意識を高めていられるのは、クラスのみんなと一緒にがんばっているからこそです。友だち同士で、わからないところや勉強法を教え合う姿もよく見られます。自分の行きたい大学に合格するという目標に向かって、互いに励まし合い、刺激し合える仲間の存在が、苦しいことがあっても勉強を続けるモチベーションにつながっているようです。
- 榎本先生
- Iクラスは、海外の情報に詳しい生徒が集まっているので、洋画や洋楽など、生徒同士で興味の幅を広げるだけでなく、こちらが教えられることも少なくありません。ネイティブの教員だけでなく、海外経験のある生徒にも刺激を受けて、正しい発音や英語特有のリズムで話すことにもこだわりが出てきました。また、プレゼンテーションに取り組む経験を重ねることで、より一層、積極性が増して、自ら進んで発表するようになり、内容もどんどんレベルアップしています。
- 平井先生
- どちらのクラスも、「明確な目標に向かい、みんなで切磋琢磨する」ということで、全国大会をめざす部活動のような雰囲気がありますね。とはいえ、体育祭・文化祭などの学校行事には積極的に参加しているし、七夕やクリスマスには特進コース独自のイベントも行っています。部活動に所属する生徒もいて、けっして勉強だけの高校生活を送っているわけではありません。
- 遠藤先生
- 次の季節のイベントでは、巨大な鯉のぼりを作り、うろこの一つひとつに生徒が自分の目標を書いて貼りつける企画を考えています。生徒が喜んでくれるのを楽しみに、教員も「チーム東野」の一員として張り切っています(笑)。
一人ひとりの生徒について、
3年間でどこまで伸ばすか、
ビジョンを持って指導を展開する
特進コースの指導の成果はいかがですか?
- 平井先生
- 指導の成果は着実に出ています。日東駒専の合格者は、前年度93名だったのが今年度は100名と増加しました。ただ、ここで満足しているわけではありません。結果を分析し、常に「過去最高を超える」ことを目標に指導を続けたいと思っています。
- 榎本先生
- 英検については、Iクラスは高2修了時に全員が準2級以上に合格、そのうち4名が準1級に合格しています。本校では英検の上位級取得に向けて英検週間を設定し徹底的に指導していますが、今後はさらに合格率を上げられるようにしたいと思います。英検はきちんと対策すれば、スコアが伸びて結果につながるので、生徒が成功体験を積み、次の目標に向かうきっかけにもなっていますね。
- 遠藤先生
- 模擬試験の結果の伸び率は、生徒によって差がありますが、教員側は、一人ひとりの生徒について、入学時から3年間でどこまで伸ばすか、ビジョンを持って指導しています。そして多くの生徒が、入学前とはくらべものにならないほど成績を伸ばしています。今後はもちろん、さらなるレベルアップをめざして、まずはGMARCHに2桁合格という目標を達成したいですね。
素直に取り組み、努力して力を高め、
主体的に学んで結果につなげる。
特進コースならではの3年間を
過ごしてほしい。
特進コースの新たな取り組みがあれば、教えてください。
- 平井先生
- 特進コースでは、生徒一人ひとりの大学受験の出願プランを、コース所属の教員全員で確認し合って作成することになっています。担任だけでなく、他学年、他クラスの教員も一緒に話し合い、多方面から知恵を出し合うことで、その生徒にとって最適なプランが立てられると考えているからです。今年度からは、さらにそれを有効に進めるため、ふだんからすべての教員と生徒が関わることができるように、固定担任制を撤廃し、1~2週間交代で担任が変わるシステムを導入します。こうした取り組みにより、教員もひとつのチームとなって、生徒とともに戦う体制を強化していきます。
- 遠藤先生
- Sクラスとしては、勉強時間や勉強の進め方といった基本的な指導は定着しているので、今後は、月1回行っている集会の内容をより充実させるなど、生徒の意識を高める取り組みに力を入れたいと思っています。
- 榎本先生
- Iクラスでは、今後さらにアクティブラーニングに注力したいと考えています。これまで指導を続けてきて、プレゼンテーションの教育効果が非常に高いということがわかったので、各教科の授業のなかにも積極的に取り入れていく予定です。そしてそのうち20%ほどは、英語を使って実施するつもりです。専属のネイティブの教員もいるので、数学・理科・社会などでもしっかりとサポートしてもらい、さらに内容を充実させていきます。また、グループ討論やスピーチコンテストもできるだけ実施していきたいと思っています。
最後に、在校生や受験生に向けて、メッセージをお願いします。
- 平井先生
- 特進コースの学年目標は、高1は「素直に取り組む」、高2は「努力して力を高める」、高3は「主体的に学び、結果につなげる」です。まずは私たちを信じて、素直に取り組んでみてください。そして、すぐには成果が出なかったとしても、あきらめずに続けてください。そうすれば必ず結果につながります!
- 遠藤先生
- 中学時代は勉強に打ち込めなかったけれど、「高校では勉強してみよう」と思っているなら、ぜひ東野高校の特進コースを選んでください。きっと勉強する楽しさや努力する喜びを見つけることができるはずです。受験勉強が苦ではなくなり、「もっとやりたい」と思えるようになるのが、Sクラス最大の魅力! 今思っている以上の輝く未来をつかむために、私たちと一緒にがんばりましょう。
- 榎本先生
- Iクラスは、「英語が話せれば、英語で伝えられれば、運命はきっと変えられる」というメッセージを掲げています。その思いに共感し、英語に興味があると感じるなら、Iクラスで学ぶことを考えてみてください。そして一昨年亡くなられた、日本人初の国連難民高等弁務官・緒方貞子さんや、アフガニスタンで活躍された医師・中村哲さんのように、自分の運命のみならず、人の運命をも変えられる人をめざしてほしいと願っています。