2013.10.23クラブ活動
10月19・20日、神奈川県 麻溝公園陸上競技場で行われた関東選抜新人陸上選手権大会において、
本校陸上部ウォルシュ・ジュリアン選手が埼玉県代表として200mと400mに出場。
18日に現地に赴き、本番会場で最終調整を行いました。
これまでと違った初めての大舞台のため、やや緊張気味の走りでしたが、
最終調整ではグランドの感触もしっかりと掴めました。
400m優勝で表彰されるウォルシュ・ジュリアン選手(写真中央)
― 来年のインターハイに向けて拍車! ―
表彰式の電光掲示板に1位で
表示されるウォルシュ選手19日、自己ベストの更新を重ねている400mに出場。
予選段階から関東の上位選手が揃い、ハイレベルの戦いが続きました。
この日は気温が低く、風も強かったため各選手とも容易に力が出し切れない
グランドコンディションのもと、ウォルシュ選手は予選3組目に出場、
周りを見ながら余裕を残して組1着、49秒40で決勝に進出しました。
決勝では前回の埼玉県大会での課題を念頭に、後半においても集中を切らさずに
走りきることを意識し、300m通過後もスピードを維持し先頭をキープしたまま
優勝のテープを切りました。
初の大舞台での優勝経験は、来年のインターハイに向けての大きな自信と
なったはずです。
400m予選でスタートするウォルシュ・ジュリアン選手ウォルシュ選手1位で予選通過
400m決勝でゴールするウォルシュ・ジュリアン選手400m決勝の結果を伝える電光掲示板
― 貴重な教訓 ―
20日は冷たい雨の降る中、200mに出場しました。
自己の持ちタイムからみて苦戦が予想されましたが、自己ベストタイムの更新をめざし予選に出場。
気温15度に雨が重なり、初めて経験する最悪のコンディションのなか
殆ど力を発揮出来ず22秒55で5着となり敗退しました。
この悔しさ、勝負の厳しさと前日の経験を合わせることにより、
多くの貴重な教訓が得られたとものと思います。
この3日間の得難い経験は大きな収穫をもたらす素晴らしい日々となりました。
今後は陸上部全体がより一層成長・飛躍できるよう、皆で切磋琢磨し合っていきたいと思います。
(武井顧問レポート)