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2017.04.07学校行事

入学式が行われました ―― 4月7日

2017年度入学式が7日(金)、本校大講堂で行われました。

入間市の田中龍夫市長、埼玉県議会議員の齋藤正明様、杉島理一郎様、入間市教育委員会の西澤泰男教育長、入間市議の永澤美恵子様、松本義明様を始めとする来賓、保護者らでいっぱいとなった大講堂で、第33期生となる新入生394人の名前が各担任から呼ばれ、入学が許可されました。

北村陽子学校長 式辞

新入生の皆さんは、期待と不安が入り混じった複雑な気持ちを抱えていることでしょう。ためらわず、突き進んでください。私たち教職員がみなさんの背中を押します。私たち教職員は、今日高校生活の第一歩を踏み出すみさんとのこの出会いを大切にし、教育活動に力を注ぎ続けようと心を新たにしています。

高校生活の基本的心構えをお話します。

学びましょう。どんな場面に直面したとしても、最後に自らを救うのは学び、教育だと信じます。
主体的に行動しましょう。行事や部活動に主体的に参加し、教室以外の自分の居場所を獲得したり、学習以外の可能性を引き出す努力をしましょう。
規範意識を高めましょう。
これが東野高校生徒三原則です。

さあ、新入生のみなさん、高校生活がスタートします。希望を持っても努力がむくわれないのではないかと悲観したりせず、このあたりでいいとあきらめるのではなく、なりたい自分をさがすのです。

この世界には生きたくても生きられなかった人たちがいます。6年前の東日本大震災、昨年の熊本地震、先日の雪崩に巻き込まれた高校生、何があるかわからないからこそ、真摯にまっすぐに生きるのです。そして3年後卒業するとき、東野高校で学んでよかったと実感でき、その先の時代を生き抜いていく力を見に付け、なりたい自分に向かって進み続けるのです。

中川進理事長 あいさつ

新入生のみなさんはこれから、自宅とこのキャンパスがみなさんのすみかになります。季節の風を受けながら、学習で、クラブで自分を伸ばしていってください。

こういう高校生活であって欲しいと考えていることを話します。まず、命はかけがえのないものです。自分を大切にしてください。

もう一つ、かつて聞いた言葉ですが、自分の知識、能力は25%しかない、残りの75%は知らないことばかり、ということです。そう自覚していれば、批判や非難、悪口を聞いても、自分にはまだまだ足りないところがあると、批判や非難をプラスに受け取めることができます。気持ちの持ち方一つで、大きく成長することが可能です。

歓迎の言葉 鞠子和也・1学年主任

東野高校はここ数年で大きな成長を遂げました。世界大会に出場したダンス部はじめ、運動部、文化部問わずさまざまな部活動が活躍をしています。進路では大学合格率も飛躍的にアップするなど結果が出るようになってきました。

このような生徒たちのほとんどが、今まで結果が出ず、自分に自信のない人ばかりでした。しかし、将来なりたい自分を見つけ、努力を続けたことによって、結果と自信を得ることができました。みなさんの将来をかなえる学校、学年になるよう、私たち教職員も尽力していきたいと思います。

大学入試改革がせまっており、みなさんはセンター試験を受験する最後の学年です。日々の授業や講習、勉強合宿など学習面のスキルアップは欠かせません。将来を切り拓くために学年全体でさまざまな学習に向き合っていきましょう。

みなさんは高校三年間で成長するために、たくさんの苦労や困難に立ち向かわなくてはなりません。その壁を乗り越えるために、素直な気持ちで助言を受け入れ、困難なことにも努力を続けましょう。最後には結果を残し、3年後にみなさんとともに感動したいという気持ちでいます。

歓迎の言葉 在校生代表・土門真輝(3年)

東野高校の一員になる皆さんに提案があります。何か一つ、一所懸命になれるもの、真剣に打ち込めるものを、この東野高校で見つけて欲しい、ということです。

高校にはたくさんの選択肢があります。例えば、在校生の中には、勉強に打ち込んでいる人もいます。目標を持って部活を頑張っている人もいます。責任を持って委員会活動をしている人もいます。多くの人と交流し、人間関係を広げることに挑戦している人もいます。

もう一つ、皆さんに伝えたいことは、高校は中学と違い、自分の意思で決めることが大切だ、ということです。東野高校への入学を決めたことも、みなさんの意思です。どの部活に入ろうか、どの委員会をやろうか、これもみなさんの意思が必要になります。そして自分の意思で決めた道は、真剣に全力で取り組んでほしい、ということです。

3年後、東野高校で過ごしたことを誇れるような学校生活を送ってください。

新入生宣誓 代表・椎野夏光

私たちは義務教育を終え、高校生という新しい一歩を踏み出しました。新しい制服に身を包み、東野高校の一員となった喜びをかみしめるとともに、不安や緊張も感じています。

しかし、これから、この東野高校で過ごす3年間を想像すると、わくわくする気持ちのほうが大きくなってきました。勉強や部活動に全力で取り組み、先生方や先輩方、仲間たちとの出会いやかかわりを大切にしながら、自分を高めていきたいです。

東野高校を見学したとき、私は先生方と生徒との温かみのあるふれあいを目にし、この学校で学びたいと強く思いました。ここで学ぶ多くのことが、この先の人生を歩んでいくうえで大きな力になると思います。

これから私たちは夢の実現に向けて多くのことに挑戦していきます。その中で困難に突き当たることもあるでしょう。しかし、東野生であるという誇りと責任を胸に、それたに立ち向かっていきたいと思います。

式後は、満開となった校内の桜をバックにクラス写真を撮影。いよいよ新学期がスタートします