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2018.08.04学校行事

最後の授業そしてお別れーーオーストラリア研修レポート9

オーストラリア語学研修の授業も最終日。アボリジニアートに取り組み、日本文化を紹介する「MINI EXPO」も大成功。ホームステイでお世話になったホストファミリーとともにお別れパーティで締めくくりました。引率教員のレポートを紹介します。

自己紹介もさらに充実

この日の授業のスタートは、名前だけでなく「好きなアニメ、好きな俳優、ひまな時は何をしているか」も含めての自己紹介を行いました。

自分の情報を追加して相手に伝えることができるようになったのは語学研修での成長だと思います。好きなものを伝えるだけでなく、相手のことも聞き、話をふくらまますこともこれからはしてほしいです。

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「箸レース」に夢中に

場所を移して「箸レース」に挑戦しました。まず、St. Andrewsの生徒と4チーム作ります。「箸レース」は、グミの入った器まで走っていき、グミを箸で別の容器に移し、戻ってくるという競技です。バトンの代わりは鉢巻とハッピです。これをいかに早く次の人に着させるかも勝負の分かれ目になります。

簡単なレースではありますが、かなり白熱しました。必死に器まで走り、箸でグミをつまんで移している様子は、普段の学校生活では見られない貴重な一面でした。

最後に木の下で1枚。この語学研修では、St. Andrewsの多くの学年の児童生徒たちと交流します。その結果、さまざまな経験をすることができます。このような交流が、東野生たちの価値観の変化につながることを期待します。

アボリジニの「ドットアート」

3、4時限目は美術の授業、先住民アボリジニの「ドットアート」を体験しました。「ドットアート」では、竹串の先端を利用してドット(点)のように絵の具を使って表現していきます。St. Andrews 特製のコースターをいただき、そのコースター上にドットアートを楽しみました。形と色に迷いながらも、しっかりと仕上げていました。

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完成したものにニスを塗っていただき、おみやげとしていただきました。ぜひ自宅で使ったり飾ったりして欲しいと思います。

MINI EXPOも大成功

すべてのグループを1つずつコメントと共に紹介していきます。

折り紙チーム

新聞紙を日本から持っていき、カブトを一緒に折りました。ただ出来上がったものを渡すだけではなく、一緒に作ったことに価値があると思います。St. Andrewsの子どもたちには「侍ポーズ」をお願いして写真を撮りました。

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折り紙チームは、カブトだけでなく紙飛行機も紹介しました。上手に飛ぶようにと、折り方も事前に話し合い、手書きの説明書も用意しました。その効果もあって、みな遠くまで飛ばすことができていました。笑顔で紙飛行機を追いかけている様子を見て、東野生も準備しておいてよかったと思ったことでしょう。

ダルマ落としチーム

楽しんでもらおうと一所懸命に工夫をしていたチームです。自己紹介とダルマ落としの説明は、英語を使うだけでなく「とにかく楽しんでほしい」という気持ちを体現してくれました。

少しパワフルすぎて、St. Andrewsの子どもたちが「きょとん」とする場面も見られましたが、とても良かったです。また子どもたちがダルマ落としに成功するたびにハイタッチをしている姿はとても印象的でした。

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書道チーム

書道を楽しんでもらおうと、書き順や書き方を細かく伝えている様子がすばらしかったです。また、書いたものをプレゼントしたいというチームの方針により「平和」と書くだけでなく、名前も小さく書いてもらいました。

その後に、あまった墨をプレゼントしました。きめ細かい「サービス」までしっかりとできていて、とても良かったです。

うちわチーム

メンバーが3人という少ない中で、5〜7名分のうちわ作りを手伝いました。終わった後はクタクタ。うちわに描いてもらうデザインも事前に用意し、その中から選んで描いてもらいました。「ダルマ」が一番人気でした。

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笑顔のSt. Andrewsの子どもたちできあがったうちわでパタパタとあおいでいる姿こそが、このチームの成功を物語っていました。とても素晴らしかったです。

けん玉チーム

バイロンベイでは「缶ゴマチーム」として活躍してくれましたが、今回は場所を考慮して、急きょ「けん玉チーム」となりました。予定変更にあわてず、遊び方をていねいに伝えていました。多くのSt. Andrews の子どもたちが球を上手に乗せることができていました。しっかりと役割を果たしてくれたことに感謝しています。

忘れられないFarewell Party

MINI EXPOを終え、クタクタになっていた私たちを待っていたのは最高のハンバーガー、最高のケーキと最高のホストファミリーでした。

Farewell Party(お別れパーティー)では、まずは焼きたてのハンバーガーやウインナーを、トマトやチーズと一緒にバンにはさんで美味しくいただきました。バディと一緒に食べる最後の食事も最高のものとなったでしょう。

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このごちそうに「歌」でお返しをしました。練習以上に気持ちのこもった英語での「東野高校 校歌」を披露することができました。多くのホストファミリーにこの校歌を携帯で撮っていただくことができました。

生徒たちのホームステイ先の生活態度が良かったからこそ、多くのホストファミリーが思い出として残しておきたいと思ってくださったのでしょう。

最後に修了証とSt. Andrews 開校25周年記念バッジをいただきました。いつまでも大切にしてくれることでしょう。そして将来、何かあきらめそうになった時にはもう一度修了証や記念バッジを見つめて、語学研修の経験を思い出し、気持ちを立て直して欲しいと思います。

オーストラリア語学研修は全日程を終え、3日夜、生徒たちは元気に成田空港に帰国しました。