2019.06.13学校行事
地元・入間市出身で青年海外協力隊員としてアフリカ・マダガスカルで2年間活動した看護師の中村真実さんを招いての講演会「入間市からマダガスカルへ――青年海外協力隊 草の根国際協力」が13日、本校大講堂で開かれ、1、2年生が耳を傾けました。
中村さんは看護師として乳幼児の緊急医療にたずさわった後、青年海外協力隊に応募し、マダガスカルの村で生活しながら栄養改善、母子保健、公衆衛生の指導などにあたりました。
「最初はあれもこれも多くのことを伝えようとして失敗した。その経験を通じて、じっくりと話を聴き、困っていることを理解したうえで具体的なアドバイスをするようにしました」とふりかえり、「忙しい村の人を集めて説明するのではなく、村の人が集まるところへ自分から出かけていくように心がけました」などと話しました。
中村さんは「2年間過ごしたことで、くらしの中や仕事の中で必要な言葉、テキストに載っていない生きた言葉を学ぶことができた」と海外生活で得たことを紹介し、生徒に向かって「学生のうちに興味のある分野の本をどんどん読んでください。同じような目標を持つ学校の友だちや地域の人たちと情報共有することも効果的です」とアドバイスしてくれました。
講演会は将来の進路選択、職業選択の参考になればと企画されました。また、本校が力を入れているグローバル教育、多文化理解のための催しでもあります。
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