2学期終業式が24日、行われました。

新型コロナウイルス感染症への警戒がまだまだ必要なため、校内一斉放送による式としました。

北村陽子校長　あいさつ

みなさん、おはようございます。
今年もあとわずかとなりました。新型コロナウイルス感染症は収束しないまま3年が過ぎようとしています。そうであっても進んでいかねばなりません。

私たちの生活の中では『継続は力なり』という名言がたびたび使われますが、このような状況下でこそ「続けること」の大切さを改めて思い知らされた事がらがいくつかあります。

コロナウイルス感染症に負けないためにも必要なことは学び「続けること」です。つまり生きるためには学び続けなければならないのだと考えましょう。その学びは多方面にわたり、常にそれらの学びを謙虚に受け止めることが大事です。　

では、2学期において「続けること」の重要性を知らされた行事・企画・事がらを振り返ってみます。

●一般公開出来た文化祭。
今年度は1日のみでしたが予約制での一般公開としました。君たちは、ふだん見せない表情で文化祭を楽しみ楽しませてくれました。

行事は君たちの『生きる力』の底支えとなることを実証してくれていたようです。文化祭「続けること」としましょう。

●2022年度第2回英検週間
英検週間を続けて今年度で6年目になります。「続けること」によって確実に成果が出てきており、今年度1年生の準2級の合格者数は驚くべきものでした。この英検週間による成果を最も誇りとする生徒たちが急増中です。

●2年生北海道修学旅行

昨年度を踏襲し北海道修学旅行が実現しました。修学旅行を「続けること」にこだわった結果です。東野SDGsの活動をふまえて充実の修学旅行だったと報告を受けています。修学旅行文集も楽しみにしています。

●1年生TGG（TOKYO GLOBAL GATEWAY）

一日中英語づけの日々を過ごすことを目的としています。私はTDL(Tokyo Disneyland)よりTGGのほうが楽しかったと感じてほしいと毎年この行事にはそのような願いをもっておりますが、今年もそうなったようです。

どんな環境に自分自身を置くかが重要なことは確かなようです。あらためて考え、自分にとって最適な環境で学ぶことを続けましょう。
そして、確かなことは、ここ東野で学び続けることは君たちにとって必要であり重要であると言うことです。

●オンラインの日
オンラインの日を2学期は2日間ほど設定いたしました。これからの時代を生きていくためには、対面授業もオンライン授業も難なくこなしていけることが必須条件かもしれません。そういったことからもこのオンラインの日を「続けること」によって慣れていきましょう。

●芸術鑑賞会
今年度は、オーケストラの演奏を聴く機会に恵まれました。非日常を心地よい空間の中で過ごすことによって感性が磨かれていくことでしょう。すぐには気づかないかもしれませんが、音楽は心にしみ込み、心に余裕を与えてくれているはずです。当日聴いた曲の中で君たちの最も印象に残った曲カノンは「永遠に続く」という意味も含まれています。芸術鑑賞会は「続けること」としたい大事な行事ととらえています。

●部活動での活躍（ダンス部・吹奏楽部・写真部・剣道部・文芸部）大活躍です。

ダンス部が全国大会に出場したり、吹奏楽部が県大会に出場したりそれは当たり前のように続いていますが、努力あってのことです。

文芸部頑張りました。また、今年度の写真部の作品が来年全国大会に出展されます。

剣道部が「はじめ杯」で優勝しました。はじめ杯は高校で剣道を始めた生徒たちの大会だそうです。

君たちには、続けていきたいと思うこと、続けるべきだと思えることを見つけてほしいと思います。そしてそれを「続けること」に期待します。

●東野SDGsの活動
土曜日は東野SDGsの日として定着してきました。SDGsの活動が興味深く土曜日が待遠しいと思えるような活動内容になるまで続けたいと考えています。「続けること」によって必ずその意義は見出されてくるはずだからです。

3年生においては総合型選抜試験・学校推薦型選抜試験での結果がほぼ出たところでしょう。そして、年明けには一般選抜での試験が始まります。「続けてきたこと」により多くの生徒が納得の進路をつかんでくれることを祈っております。

さあ、2022年を振り返り2023年新しい何かを始めみたらどうでしょうか。また、続けることはこれだと、明らかにし発信してみても良いでしょう。この冬休みは、そんなことも考えながら、有意義に過ごして下さい。

最後に君たちにこれだけは続けてほしいことを3つ
続けること１．・・・建学の精神を心に留めること………知識は第一の宝・品行は最高の美・忍耐は無上の力
続けること２．・・・平和を祈ること
続けること３.・・・生きること

では、よいお年をお迎えください。

続いて、全国大会、県大会出場など2学期中に好成績を残した、吹奏楽部、ダンス部、写真部、剣道部、文芸部の活躍が紹介され、代表生徒が応援への感謝の言葉などを述べました。

生徒会がクリスマスの飾りつけ

この日はクリスマスでもあり、生徒会が第一の門にクリスマスツリーを置き、第一の門から正門に続く道両側の板塀を飾り付けました。

生徒会長の桑原優人君（２年）は終業式で「学校全体で取り組んでいる東野SDGsの一環として、校内の不用品を使ってツリー、デコレーションを作りました」と説明しました。

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