2023.09.01学校行事
本日も朝から気温が高いため熱中症予防の観点から、2学期始業式は各教室で放送を聴く形で執り行いました。
小野田正利校長があいさつしました。
2学期が今日から始まります。来週にはみなさんが楽しみにしている盈華祭(文化祭)があります。みなが力をあわせてこれを盛り上げるのはもちろんですが、2学期はじっくりと勉強する時間があります。3年生は進学にむけて日々、しっかりと取り組みましょう。2年生は修学旅行が控えています。事前学習をしっかりとして、充実したものにしましょう。1年生は高校生活に慣れてきて気持ちの緩みも出がちです。それぞれが目標をたて、そこに向かっていきましょう。
さて今日9月1日は防災の日です。防災についてみなで考える日です。なぜ9月1日が防災の日なのか、みなさんは知っていますよね。というのも、先日あるニュースをきいてびっくりしたのです。日本赤十字社が行ったアンケート調査で9月1日がなぜ防災の日なのか、その由来を知っているかどうか尋ねたところ、約半数の人が知らなかったと答えたそうです。
ちょうど100年前のこの日、関東大震災がおきたのです。1923(大正12)年9月1日正午2分前に発生した地震はマグニチュード7.9と推定されます。近代化した人口の多い首都圏を襲った唯一の巨大地震であり、家が崩れたり燃えたりして、大変な被害がありました。およそ10万5千人もの人が亡くなりました。
再び首都圏で大きな地震が起きたら大きな被害がでることが予想されるため、この日を防災の日として、各地でおおがかりな避難訓練が行われたりします。
もちろん、関東大震災があったから防災の日と知らなくても、日ごろから地震への備え、防災意識を持っていればそれでいいわけですが、やはり首都圏で暮らす私たちは、関東大震災のことを忘れないようにしたい。
100年前なので、さすがに直接この地震を体験した人はもうほとんどいないでしょう。100年も前の昔の話し、ということは逆に言うと、それから100年間、今日まで、この首都圏で関東大震災に匹敵するような大地震は起きていないわけです。
阪神淡路大震災、東日本大震災があり、さらには今後間違いなく起きるであろうと言われる南海トラフ地震など、日本は残念ながら地震列島です。首都圏直下型の地震はいつあってもおかしくないと言われています。地震が起きることを防ぐことはできません。いつ起きるかを予測することもできません。起きてしまった時、どう被害を減らすか、一人ひとりが考え行動しなくてはならないのです。
最初に話をしたアンケートでは、日ごろどんな備えをしているかも尋ねています。避難場所を確認したと答えた人が50%、家族や親せきと連絡方法を決めたが20%だったそうです。ところが、何も対策していない、などと答えた人がおよそ4人に1人もいたそうです。
さて、みなさんはどうですか。学校にいる時に地震が起きたら、これまで訓練をしているように、自分の身を守り、揺れがいったん収まるのを待ち、グラウンドに集合します。今一度確認しましょう。
登下校の途中で電車に乗っている時、歩いている時に揺れがきたらどうしますか。東日本大震災の時に、震源地からそれなりに離れていた首都圏でも大きな揺れがあり、鉄道がほとんど止まりました。歩いてでも家に帰れる道をあらかじめ知っておいてもいいでしょう。
東日本大震災の時には電話やメール、インターネットもつながらなくなりました。通信会社はその後改善していると説明していますが、大地震が起きた時、家族と連絡がとれないことも十分予想されます。自分一人で考え、適切な行動をする必要があります。
防災の日といういい機会です。今日は帰宅後、家族と地震の備えについてぜひ話し合ってみてください。
夏休み中にクラブ活動で顕著な成績をあげた部、生徒が紹介されました。
吹奏楽部
🔷令和5年度第64回吹奏楽コンクールBの部 地区大会 金賞
🔷令和5年度第64回吹奏楽コンクールBの部 埼玉県大会 金賞
➡西関東大会への出場が決定しました!
男子サッカー部
🔷第102回全国高等学校サッカー選手権埼玉大会 決勝トーナメントへ進出
ダンス部
🔷全国高等学校ダンスドリル選手権大会2023出場
男子バレーボール部
🔷第29回全国私立高等学校バレーボール選手権大会 1次予選Bトーナメント 優勝
写真部
🔷令和5年度全国高等学校総合文化祭出場 吉田拓馬さん(3年)「ヒトツマミ」