04-2934-5292

MENU

LEARNINGお知らせ

ニュース

2012.05.31学校行事

「NIE(教育に新聞を)」特別授業が開催されました ― 5月26日(土)

NIE(教育に新聞を)

NIE(教育に新聞を)最近、本校では普段の授業やLHRにおける新聞活用と併せ、学園新聞(通信)の発刊を計画していますが、その一環として新聞づくりの勉強会を行いました。
表題は、いま教育現場で注目のNIE(Newspaper In Education)―「教育に新聞を」―。

講師として毎日新聞の木村葉子記者を招き、5月26日(土)午後1時半より会議室で開催。
生徒会や文芸部の生徒約30名、教員10数名の参加のもと、予定時間90分をはるかに超える濃密な特別授業が繰り広げられました。

授業内容は主に次の5点でした。

①新聞が届くまで
約10分程度、DVDを使って新聞が出来上がるまでの流れについて。
わかりやすい解説が行なわれました。

②物の見方について
錯覚プリント・だまし絵プリントを用いての解説。
・同じ情報でも受け取り方によっては異なる情報になること。
・周囲に惑わされたり一方的な見方をすると、正しい情報も見誤ること。
この2点に気づかされました。

③記者力テスト
新聞記者になれるかどうかを見極めるために、観察力や取材に必要な要素を教えられました。

④記事を書くときの注意点
・正確に、見聞きしたこと、調べたことだけを書くことが大切。推測は禁物。
・いつ、どこで、だれが、どのように、何をしたか—これらの要素を入れるのが基本。
・大切な内容は前半に持ってくる。文章は簡潔でわかりやすく。

⑤レイアウトについて
目を惹くレイアウトはどのようなものか。見出しの役割と工夫について東日本大震災の記事を用いて教授されました。
受講者自身、見出しを考える時間を与えられ、その難しさを実感しました。

NIE(教育に新聞を)「100分を超える講義でしたが、参加した生徒は時間の経つのを忘れ集中して話を聴きました。ある生徒は『あっという間に終わった』と感想を述べていました。みんな一様に『非常に参考になった』『様々な資料があって面白かった』『今後文章を書くときに役立つ話だった』と満足していました。また今後も学校としてこのような機会を設けてみたいと思います」(企画担当教諭)