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2025.01.09学校行事

3学期始業式がありましたー8日

3学期始業式は放送で行い、1月1日付で就任した平井廣治新校長があいさつしました。

ー平井校長あいさつー

皆さん、あけましておめでとうございます。
この1月から、東野高等学校の校長を務める平井です。
本来ならば、皆さんと直接顔を合わせた場であいさつをしたいところですが、季節等を考え、まずは放送でお話ししたいと思います。
なお、この後、各学年で行われる集会の際に、改めて話す機会をもらいますので、その際はよろしくお願いします。

さて、今日は皆さんに二つ話をしたいことがあります。

まず一つ目は「建学の精神」についてです。
2024年から2025年に変わっても、東野高校の目指すべきもの、そして皆さんが目指すべきもの、大切にすべきものは変わりません。
それを明確に表しているのが「建学の精神」です。

知識は第一の宝、品行は最高の美、忍耐は無上の力

初めに、第一の宝とされる「知識」。
ここでいう知識とは、様々な活動で得られる経験や技術も含みますが、基本となるのは、やはり日々の授業や学習で積み重ねていくべきものです。
そして、学習で得られる知識は、教科に関わらず先人たちが我々に残してくれたまさに宝物に他なりません。
知識は第一の宝…それは「過去に学ぶ」ことで得られるものです。

次に、最高の美とされる品行。
品行、つまり普段の言動にはその人の内面が表れます。
いま何をするべきなのか、何を言うべきなのか…自分のことだけではなく、周りの人のことも気にかけることができる人の言動は、見ていて気持ち良さを感じるものです。
品行は最高の美…それは「現在をしっかりと生きる」ことで実現できるものです。

最後に、無上の力となる忍耐。
どれだけ一生懸命にやっていることでも、その努力の成果が表れてくるのには時間がかかります。
また、努力をしていてもなかなかそれが評価されないこともあります。
しかし、それでも努力を続けることで、人は大きな成長を遂げることができるものです。
これから先、どのような状況でも諦めずに粘り強く努力を続ける、そんな忍耐は他の何にも勝る大きな力となります。
忍耐は無上の力…それは「未来で飛躍する」ために備えるべき必要不可欠なものです。

知識は第一の宝、品行は最高の美、忍耐は無上の力…これを意識することは、「過去から存分に学び、現在をしっかりと生き、未来の飛躍のために備える」ことにつながります。
だからこそ、在学中はもちろん、卒業後もこの言葉を胸にとめて、行動する際の指針にしてもらいたいと思います。

続いて、もう一つ話したいことが「三学期にやるべきこと」です。
これに関しては、私はもともと世界史の授業を受け持っていたので、それにちなんで話をしたいと思います。
世界には地域ごとに多くの神話が存在します。
日本の神話、中国の神話、ギリシアの神話、エジプトの神話、古代アメリカの神話…それぞれの環境や文化にも影響されながら、そこに登場する神様もバラエティ豊かです。
中でも非常に面白いのがインド神話です。
インド神話には、象の頭を持つガネーシャなど、多くの個性的な神々が登場するのですが、その中でも有名なのはシヴァという神様です。
シヴァは様々なものを司る神として知られますが、最も象徴的なのは破壊の神としての側面です。
破壊とは、その名の通り、それまでの秩序や権威を圧倒的な力で打ち崩すことで、一つの時代の終わりをもたらします。
しかし、シヴァはその一方で再生の神としても知られます。
再生とは、一度終わったところから、また新たな秩序や営み、新たな時代が生まれることを指します。
つまり、シヴァは一つの時代の終わりと、新たな時代の始まりをもたらす神だというわけです。
なぜこんな話をするかと言えば、今日から始まる三学期はまさに終わりの学期であり、また同時に新たなスタートに向けての歩みを始めるべき学期だからです。
1年生の皆さんにとっては、文系・理系に分かれるとともに、先輩としての役割も担う中堅学年になるための準備を始める学期…
2年生の皆さんにとっては、最高学年になるとともに、自らの進路を実現していくための準備を始める学期…
3年生にとっては、東野高校での生活をまとめ、それぞれが定めた新たな道を歩むための準備をするべき学期…
それぞれ違いはあれども、これまでの生活にひとつの区切りをつけるとともに、新たな生活に向けての準備をする時期という点は変わりません。
「備えあれば憂いなし」…来るべき春に向けて万全の備えをしていきましょう。

冬の寒さはより厳しくなり、体調管理が難しい時期になります。
3年生の中には、この後、いよいよ一般選抜での進路決定にチャレンジしていく人もいるでしょう。
ここまでの努力で磨き上げた実力を存分に発揮し、それに見合った結果を手に入れられるよう、心より願っています。

以上で、私からの話は終わります。

また、昨年夏から4ヶ月間カナダに中期留学していた2年生が年末に帰国、代表生徒一名が留学について自身の経験を踏まえながら報告をしました。

ー代表生徒報告ー

私は学校のカナダ留学プログラムに参加し、2学期の間カナダの高校へ通いました。私はこの留学生活をとても楽しみにしていました。しかし実際は、特に最初の1か月は授業についていくのにとても苦労しました。そんな時、現地の先生方やクラスメイトが親切に教えてくれたおかげで徐々に私の英語力は上達していきました。

学校には多くの留学生が在籍しており、国際色豊かでした。そのような環境の中で、私が最も印象的だったのは他国からの留学生の積極的な姿勢でした。彼らは間違いを恐れず、堂々と自分の意見を述べていました。彼らの姿勢は私を一層やる気にさせてくれました。

この経験を通して、自分の英語力を上達させると同時に、視野を広げ、異なる価値観を受け入れて理解を深めることができました。ここで培った英語力に更に磨きをかけ将来は日本と海外の架け橋になるような仕事に就きたいと思います。

I went there through our school’s study abroad program during second semester. I was very excited to go there. But it was tough to keep up in class especially for the first mouth. In times like those teachers to them, mu English was getting improve gradually.

In school, there are many foreign students, so it’s very multicultural. What most impressed me was their proactive stance. They weren’t openly and proudly. It inspired me to study English harder.

Through this experience, my English has improved, and I’ve opened my mind at the same time. Eventually, through English, I want to build bridges of friendship and understanding with people.

カナダ中期留学帰国

その後、各学年ごとにLHRや集会を行い、下校となりました。

授業は、明日9日より始まります。

本日配布した「東野便り」です。こちらからお読みいただけます(PDFファイル)