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2026.01.09学校行事
始業式は放送で行いました。平井廣治校長のあいさつに続き、昨年8月から4ヵ月間カナダに中期留学していた7名の生徒のうち、代表2名から報告がありました。
-平井廣治校長あいさつ-
皆さん、あけましておめでとうございます。今日からスタートする3学期は、新たな一年の始まりでもあり、年度のまとめでもあります。それも踏まえて、この始業式では二つの話をしたいと思います。
一つ目は、やはりこの時期だからこそという「干支」の話です。干支は、十干十二支(じっかんじゅうにし)を略したものです。十干十二支は暦・方位・時間を表す符号で、60種類の組み合わせがあります。興味のある人は、後で自分が生まれた年の干支はどれになるのか調べてみてください。なお、60年で干支が一回りすることを還暦と言います。日本でも、人間が60歳を迎える年にお祝いをするのは、この還暦という考え方にちなんだことです。
干支は、中国の古代思想である陰陽五行説の影響を強く受けています。陰陽五行説は、今から約2300年前に中国で活躍した鄒衍(すうえん)という学者が提唱したとされるもので、大きく陰陽説と五行説(五行思想)に分かれます。まず陰陽説とは、この世のすべてのものは陰と陽の二つの気によって生じ、その相反する二つの性質の調和によって成り立っているとする考えです。
なお、陰と陽は対立する性質を持ちながらも、どちらが善でどちらが悪というものではなく、お互いに依存し合って成り立つものだとされています。広く知られている十二支も、実はそれぞれ陰と陽の性質を持っており、たとえば2025年の巳(へび)は陰、今年の午(うま)は陽、来年の未(ひつじ)は陰の性質に分類されます。一方で五行説は、この世のすべてのものは「木・火・土・金・水(もく・か・ど・ごん・すい)」という五つの要素の組み合わせで成り立っているとするものです。五行のそれぞれの中にも陰と陽の性質があり、全部で10種類となるのでそれを十干と呼びます。また、十二支にもそれぞれ五行の属性があり、たとえば午は巳とともに火の属性に分類されます。
では、改めて今年の干支を確認してみましょう。2026年は、十干でいえば丙(ひのえ)、十二支でいえば午なので、干支は「丙午(ひのえうま)」となります。丙は十干において、火の中でも陽の性質であり、明るくエネルギッシュな特性を持つとされています。午もまた陽の性質かつ火の属性であることから、明るく活発で好奇心旺盛な特性を持つとされています。つまり、丙午は火の属性と火の属性の組み合わせであり、60種類ある干支の中で最も陽の性質が強いものとなります。
2025年に学園創立100周年・学校開校40周年の節目を迎えた東野高校にとって、この2026年は次の周年記念に向けての第一歩となる年になります。その一歩が、丙午の特徴である一際明るく活力に満ちたものとなるようにしていきたいと考えています。
二つ目の話は、「一年の目標」についてです。何をするにおいても、目指すところなく場当たり的な行動をしていては、得るものも少なく、大きな成長は望めません。新たな年の始まりだからこそ、それぞれこの2026年をどのような一年にしたいのか、目指すべきものを決めてもらいたいと思います。
なお、私の今年の目標は「東野高校の学びに対する姿勢を高めていくこと」です。学校は「心身ともに成長する場」です。学校生活の中には様々な活動や行事があり、それぞれに皆さんの成長につながる意義があります。しかし、一番多くの時間を占めるもの、そして基本となるのは日々の授業です。得られる知識や技能は授業ごとに異なりますが、すべての授業に共通するのは「学ぶ姿勢」を養うことです。「学ぶ姿勢」は、将来にわたって必要とされる主体的な学習の土台となるものです。それを養ううえで大切なのは「レディネス」です。
「レディネス」とは、学びに必要なものと気持ちを整えること、わかりやすく言えば「準備」です。当然、この「レディネス」は授業に関わる者すべて、つまり授業を行う教員側も、それに参加する皆さんも、どちらにも必要なものとなります。本校の建学の精神は「知識は第一の宝、品行は最高の美、忍耐は無上の力」…「レディネス」をしっかりと確立することで、冒頭にある「知識は第一の宝」をこれまで以上に追求していく一年にしたいと考えています。皆さんも、自分自身を大きく成長させていくために、是非この「レディネス」を意識して日々の授業に取り組んでください。
その後、学年集会やLHRを行い、下校しました。
1月9日より通常授業を開始します。