2013.01.21学校行事
これまでの北海道スキー実習を見直し、舞台を志賀高原へ。
1月の大寒を前にしての厳冬の北海道では、期間中の吹雪やブリザードに見舞われ、実習そのものだけではなく、
フライトやバス移動にもリスクが伴うことを考慮し、今年から実習地を甲信越に変更しました。
10日(木)~ 12日(土)の生徒たちの実習状況と風景をレポートします。
インストラクターとの対面◆ 10日(木)― ほぼ予定通り8:00学校を出発。
圏央道入間インターから高速道路に入り一路志賀高原へ。
途中、上信越道のサービスエリアで休憩し、信州中野インターチェンジで高速道は終わり。
一般道で山間部に入り予定時間より早くホテル到着しました。
お蔭で1日目の予定を30分繰り上げスタート。昼食後すぐに着替えて開校式。
スキー学校校長の歓迎の言葉のあと、注意事項があり最初のレッスンを開始しました。
生徒の多くはスキー初心者、スキー靴を履くのに苦労していました。
レッスンが終わり夕食~スキー学校の先生からのビデオレッスンと続き時計の針は21時。
その後入浴~10:40点呼~11:00消灯で1日目が終わりました。
長旅と息をつく間もないハードスケジュールの疲れのためか、
多くの部屋はすぐに静寂が訪れました。
◆ 11日(金)― 2日目 6:30起床、7:30朝食。
生徒たちはほぼ時間通り食堂に集合。朝食後9:00から午前の部のレッスンがスタートしました。
スキー靴にも慣れてきたのかスムーズに生徒はゲレンデへ移動していきます。
生徒の様子を見るために教員もゲレンデへパトロールに出ましたが、
楽しそうにレッスンを受けている様子がうかがえました。
11:00に一旦ホテルで昼食休憩。休憩後14:00午後のレッスン開始。
そろそろ疲れが見える生徒もいましたが心を鬼にしてゲレンデへ送り出しました。
午後になると生徒の多くはスキーに慣れ、転びながらも楽しそうにゲレンデを滑降する様子がうかがえました。
16:00レッスン終了。17:30夕食、夕食後18:30からナイタースキーです。
2日目は朝から晩までスキー漬けです。
ゲレンデの夜間気温-15℃に尻込みする生徒が多く出るのではと心配していましたが、杞憂に終わりました。
逆に時間前に着替えて飛び出す生徒や、20:00終了後も滑りたいという生徒が多く、最後はホテルに戻すのに苦労する始末です。
ナイター終了後、お汁粉が出され生徒は喜んで食べていました。
◆ 12日(土)― 最終日: 2日目と同様に6:30起床、7:30朝食。
9:00からスキー実習最後のレッスンです。
さすがに疲労の色の濃い生徒もゲレンデまでは頑張って出ていきます。
志賀高原に遊びで来ているのではなく、学校行事として来年度の海外修学旅行に向けての
集団生活・集団行動のトレーニングも兼ねた実習です。生徒は十分理解しているようでした。
レッスンの効果は初日とは見違えるようにゲレンデを滑走してくる生徒たちの姿で明らかです。
レッスン終了後閉校式。スキー学校の校長先生から丁寧な挨拶があり、終了証書をいただきました。
着替えて昼食後志賀高原をあと学校へ。
実習終了後、生徒からは楽しかったという満足の声が多く寄せられています。
スキー部を作ろうという声もあるそうです。
残念ながら体調不良で当日欠席、途中帰宅の生徒が出ました。
この点は来年度への改善点と考えています。
2泊3日の短い期間でしたが中身の濃い実習でした。
来年度の海外修学旅行に向けての事前行事として、生徒の生活や行動の様子を知る上でも
大変参考になる実習だったと感じています。
大きな事故、けが等もなく無事終了したことを喜び、保護者の皆様や関係各位のご協力に感謝いたします。