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2013.06.20学校行事

6/18『体育祭』― 創造性が高まり青春の輝きと連帯感に満ちた一日でした。

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雨で延期となり生徒たちをジリジリ、ハラハラさせた今年の『体育祭』。
梅雨と炎暑の合間をぬった曇天の6月18日(火)、一種の高揚感を漂わせながら開催されました。

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梅雨入り、天候不順の“6月の体育祭も考えモノだ”とも云われますが、
多くの高校がこの6月という時節に「体育祭」を計画します。
4月入学した1年生も、新たな学級編制でスタートした2、3年生も
2ヶ月以上も経てば、クラスとしてのまとまりが見られる頃だからでしょう。

当日は時折り雲間から夏陽が射すものの、曇天・微風の絶好の体育祭日和でした。
数あるプログラムの中でも見もの・呼びものは東野名物「パフォーマンス・ダンス」。
午前の部が終わり午後のプログラムが始まるまでの昼休み、生徒たちや観客が続々と中央広場に集ります。

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1年~3年縦断の6グループ(団)対抗の競演。
大講堂を背に奇抜な衣装や化粧のパフォーマー・ダンサーたちが演技を披露。
1ヶ月以上稽古を重ねたらしく、どこかのモノマネではありません。
各グループとも、技術点・音楽性・調和度などをベースに演技の独創性が高く、
中央広場は笑いと興奮のルツボ。学校長ら審査員泣かせの僅差のコンテストとなりました。

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午後の種目がスタートしました。
多少狭いながらも本校自前の人工芝総合グラウンド。フィールドでのプログラムが終わり、
いよいよクラス対抗全員リレーの始まりです。

各組男女混合生徒30数名に担任教員が(年齢・男女を問わず)走者の一人として加わります。

どのレースもバトンタッチ・ミス、曲がりの急なコーナーでの転倒などお馴染みのシーンが見られるなか、
抜きつ抜かれつバトンリレー。アンカーに繋いで行きます。

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どの組(団)にもスプリンター(エース)がいます。疾走が爽快です。
エースのアンカーが前を走るランナーを次々とゴボウ抜きしてゴールイン。グラウンド中は大騒ぎです。
クラス仲間の歓声と叫び声を背にテープを切ったアンカーは言いようのない達成感を覚えます。

若者の特権とも云うべき『至高体験』です。勝者や演技者だけの特権ではありません。
クラス対抗リレーでフィナーレとなった今年の体育祭は、これまで以上に青春の輝きに満ちたものになりました。
その輝きは教職員や見学された保護者の皆さんの目に眩しく映ったものです。

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表彰式と学校長の講評が終わり、閉会を宣言した実行委員長(3年女子)が涙に咽んでいました。
開会から閉会までマイクを握り、プログラムの進行役を担った実行委員長に対して拍手が鳴り止みません、
彼女こそ『至高体験』を味わったことでしょう。

(T.N 記)