2013.07.25学校行事
学校長の訓話曇り空の合い間から時折り陽が射す20日(土)朝全校生徒がグラウンドに集合、1学期の終業式が行われました。
教頭の司会のもと校長が訓話。1学期の生徒たちの学習活動・生活状況などを総括し、成果と課題を講評したうえで40日余の夏期休業期間の望ましい過ごし方を示しました。引き続き生徒指導部長より休み中の生活上の注意があり、終業式は終了しました。
英検2級合格生徒へ合格認定書の授与なお、1学期特筆すべき学習成果と部活動の活躍の跡を顕彰すべく、学校長より「英語検定試験2級合格者」への認定書の交付と「第2回埼玉県高等学校写真連盟写真展」優良賞の授与が行われました。
終業日という学期の最後の日の午後、本年度の第2回保護者会が開催されました。
学期末、真夏の保護者会は本校にとって初の試みですが、各学年とも多くのご父母が参加され、
生徒の望ましい育成を期するうえで学校と家庭との連携・協働の重要性を改めて認識させられました。
今年度は本校にとって海外修学旅行元年。
2学年対象の修学旅行先が東南アジア(シンガポール・マレーシア)へと転換することになります。
“国際社会に目を注ぐ”ことの大切さと“アジアの中の日本の立ち位置”についての自覚の重要性が叫ばれるなか、
今回JTB国際交流センターの酒井浩之氏を招き、“海外修学旅行が今なぜ高校生にとって必要なのか”を話していただきました。
1・2学年合同保護者会 講演「海外修学旅行の意義」於: 大講堂
テーマ『親として、社会人としてグローバル社会を生き抜く皆さんにいま伝えたい旅の力』
単なる海外修学旅行ガイダンスではなく、いま社会人としてどのような資質が求められているか。
海外を旅することによりどのような視点が身につくかなど、JTBの現役社員の実話を引用しながらの講演でした。
要旨が次の通りです。
― 国際交流というと私たち日本人は先ず英語力が必要だと考えがちだ。
多くの国内企業もグローバル化を進めていく中で語学力の習得を盛んに奨めていることも事実だ。
だが、実際にJTBを含め多くの企業の採用現場では
① 主体性・実行力(チャレンジ精神)
② 異文化適応能力
③ 語学力
の順番だ。現場に飛び込み、直面する様々な課題を解決していく<問題解決能力>が要求される。
語学力は現場に飛び込むことにより自然に身につくものだ。
16年前海外での企業コンサルタント業を経てJTBに入社したスタッフにグローバル社会で求められる<国際人>とは
どのような人物かを問うたところ、『顔を上げ笑顔で大きな声で話ができる人間だ』という答えが返ってきた。
英語が出来ないからと云って海外に出ない。
内にこもりがちな考えを持っている多くの生徒が海外修学旅行をきっかけに広い世界に目を向け、
自信を持つことができればと願っている。 ―
│ 講演後の学年からのお願い
│ スマートフォンのLINE(ライン)でのトラブルが起きており対応に苦慮しています。
│ LINEに限らずTwitter(ツイッター)などのSNSでのネット上のトラブルに関しては
│ 県の教育委員会や警察からも学校へ注意・勧告が届いています。
│ 特に夏季休業中はネット上のトラブルが発生しがちです。ご家庭でもお子様の様子に注視願います。
進路・進学ガイダンス3年生にとって最重点課題の進路・進学問題。生徒各自が志望方向を定め、
目標達成に向けて主体的・計画的に学習を強化・本格化しなければならないのがこの夏休みです。
進路指導部長が具体的な資料をもとに休み中に取り組むべき必須不可欠な課題を例示しながらガイダンスを行いました。
ラウンジ満席のご父母が耳を傾けながらメモを取る真剣な様子が印象的でした。
大講堂とラウンジでの学年別保護者会終了後、各HR教室でクラス懇談会を開催。
学級担任より
① 1学期のクラス生徒の学校生活の状況と学習成績について
② 夏休みの過ごし方
を中心に話があり、保護者の皆さんからの質問・要望などをもとに意見交換と懇談が行われました。