2013.09.11学校行事
本校の国際理解教育は、その基軸をアジア太平洋地域・諸国の現況をよく理解し
同世代の若者との交流を深めるところに置いています。
高校生たちが【アジアのなかの日本】の立ち位置について認識・理解を深め、
アジア諸国の若者との友好親善を図っていくことがいつになく重要な時代になりつつあるからです。
こうした観点と狙いのもと、今年度(来年1月)よりスタートする【東南アジア(シンガポール・マレーシア)修学旅行】の
現地下見(実地踏査)を夏季休業期間中に対象学年の主任・副主任が行いました。
以下、下見レポートです。
※2学年生徒を前後半の2班に分割して実施します(出発日・帰国日が1日異なります)。
この4泊5日の行程を3泊4日で実踏してきました。
初日と最終日は移動日になります。実質2日間の行程でした。
以下に主要な点を要約しました
シンガポールでは国際金融都市として発展してきた様子が現地で改めて印象付けられました。
ベイエリア周辺の金融街は世界各地の金融資本が拠点を置き、昼食時は欧米人・中国系・マレー系・日系・インド系の人たちが
英語で(当然ですが)話しながらフードコートで食事を楽しむ様子を見ることができました。
市内にはインド人街、中国人街等様々な人種が生活している区画がありアジア的な雰囲気を醸し出しています。
一転国境を越えてマレーシアに入国するとシンガポールとの経済格差は歴然としており、
マレーシアがクアラルンプールだけでなくジョホールバルの発展に力を入れている状況がよくわかりました。
隣国シンガポールを目標に経済発展を目指しています。
学校交流で訪問予定の学校は正門の横に校則らしき看板が立っていました。
茶髪、服装等わかりやすく掲示されていました。
企業訪問先の工場現地駐在の方は多くが世界各地の工場を経験してきた方で海外での体験を
熱く語ってもらうことを期待しています。
企業の宣伝も工場見学も含まれますが、企業人としても一民間人としても
豊富な海外経験を聞かせてもらえると思います。
当日宿泊するホテル今回の実施踏査は大変勉強になりました。
事前にガイドブック等でイメージはつかんでいたものの
案内本などでは知り得ない現地の雰囲気、アジアの熱気を
垣間見ることができました。
今回の下見により、来年1月の修学旅行のイメージを
より具体的に再確認できたと思います。
2学期のLHR総合の時間を利用して段階的に準備に入っていきます。
以上、鹿島学年主任レポート