盈進学園創立90年・東野高校開校30年の記念行事の一つとして、淑徳大学教授・工学博士、北野大(きたの・まさる)先生を迎えての講演会が9月1日、狭山市民会館大ホールで行われました。

北野先生は「なぜ君たちは高校で学ぶのか」「どうして大学に行くの？」「なぜ頑張らなくてはならないのだろう」などと、会場の生徒たちに次々と問いかけます。壇上から一方的に語るのではなく、生徒と対話しながら話を進めていきます。

「知識があると見るものの印象が深くなり、感動も大きくなる」「頑張るのはなりたい自分になるため。親のためとかではなく自分のために頑張るのだ」などと話しました。

また、大学進学にあたっては「おぼろげでもいいから将来の自分のなりたい職業を考えて、そのために行くべき学科、学部を選ぶことが大事」と話しました。

実弟のタレントで映画監督のビートたけしさんについて、「才能があるのは間違いないが、陰ではすごい努力をしている。会いにいくと、いつも新聞を山積みして熱心に読んでいる」とのエピソードを紹介。そんのうえで、「私はテレビにもよく出演しているが、テレビを見る時間があったら新聞を読んだほうがいいと考えている」とアドバイスしてくれました。

2学期スタート　始業式も行われました

この日は２学期のスタートでもあり、講演会に先立って同ホールで始業式が行われました。中川進校長の話に続いて、夏休みに顕著な成績を残したバドミントン部やダンス部が表彰されました。

始業式では夏休みに活躍した生徒が表彰されました