2016.07.29学校行事
ホームステイ先で最初の夜を過ごし、語学学校での英語の本格的な授業もスタート。一方で、楽しみにしていたアクティビティではサーフィンにチャレンジ。引率の鴨川耕太教諭のレポートです。
オーストラリアで最初の夜をすごした翌日、生徒たちに前日のようすを聞いてみると、多くの生徒が「疲れたが良い日だった」と答えてくれた。
また、ホストファミリーとのやりとりについては、すべての家庭が受け入れを経験済みであり、かなり気を使ってくれているようだった。とはいえ、かなり疲労もあったようで、多くの生徒が早い時間に寝たとのこと。
バイロンベイ語学学校でいよいよ授業が始まる。本当に英語で授業を受けられるのかと心配していたが、そんな心配をよそに、生徒が積極的に英語で発言する場面も見ることができ、安心できた。授業は90分一コマで、生徒たちは最初はとまどっていたようだが、二コマ目になると授業のペースにも慣れたようで、発言する生徒が増えていった。
英語科の教員としても、担当のステイシー先生の、生徒に英語で話す機会を多く設けている授業が非常に参考になった
ちなみに学校での初の昼食はカレーで、多くの生徒が初めてのタイ米に驚いていた。
授業の合間をぬって、近くの公園で開かれているファーマーズマーケットに出かけた。日本で言うところの朝市と縁日を合わせたようなもので、付近の農場などで取れた野菜や果物が販売されていた。生徒たちには「一番高価なカフェラテはいくらか」「A、B、K、R、L、Oで始まる野菜と値段を見つけよう」といったような課題が与えられ、彼らは日本の朝市とは一味違う風景にとまどいつつも楽しそうに取り組んでいた。
昼食後はビーチに移動してのサーフレッスンとなった。
インストラクターから説明を受けたが、その際に感じたのは、やはりジェスチャーやものを使った説明が効果的だということ。室内でいくら説明されても首をかしげていた生徒が、砂浜で実物を見ながら説明されるとすぐに理解する。日本での授業でも、口頭での説明よりも、ものをまじえて話した方が格段に理解しやすいという場面が今後出てくるかもしれない。
昨年も語学研修に参加した生徒を除いたほぼ全員がサーフィン未体験だったが、ほとんどの生徒が二時間ほどのレッスンのうちにボードの上で立つことができるようになった。