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2016.07.30学校行事

小学校を訪問しました ―― 語学研修便り 3

研修旅行の目的の一つ、現地の小学校を訪問しての日本文化の紹介。国際交流の楽しさ、そして難しさも学びました。引率の鴨川耕太教諭のレポートです。

ホストファミリーにお礼の手紙

バイロンベイ語学学校での授業も3日目となり、ステイシー先生の英語も少しずつ難しい表現が増えてきたように思われる。そんな中でも生徒たちは懸命に聞き取ろうと努力しており、オーストラリアに来てからの成長が見られた。

また、二コマ目の後半ではホストファミリーに「thank you カード」を書く時間が設けられた。生徒たちはそれぞれのホストファミリーに向けて、英語で手紙を書いた。生徒がみずからの英文で感謝の気持ちを表現しようとしているのは非常に良い光景だった。

紙芝居に歓声

午後は、近くのバイロンベイ小学校を訪ねて、日本文化を紹介した。14人の生徒はグループに分かれ、5~8歳の子どもを相手に紙芝居をみせ、紙風船、習字、折り紙を教えた。

オーストラリアの小学生が一番歓声をあげたのは紙風船だった。子どもたちと一緒に紙風船で遊ぶ生徒たち、その横ではオーストラリアの小学生が一生懸命に筆で字を書き、東野の生徒がそれを手伝っている。まさに文化交流だった。

とはいえ、紙芝居グループは苦戦をしいられた。 日本の童話がオーストラリアのものと大きく異なることもあり、文化の共通の下地がないところで童話を読み聞かせることの難しさを生徒とともに痛感した。「なぜ青年が煙でおじいちゃんになったの?」と聞かれた時は、教員と生徒が顔を見合わせてしまった。

終了証を受け取る

学校から戻ってしばし自由時間の後は、フェアウェルBBQ(バーベキュー)パーティーと終了式であった。どの生徒も胸を張って修了証を受け取った。

バイロンベイでの3日間という短いホームステイではあったが、生徒教員ともに得るものが多い貴重な経験だった。

明日からは交流校であるSt. Andrewsでの生活が始まる。

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