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2017.06.24お知らせ

学園の歴史にとって貴重な資料が寄贈されました

盈進学園創始者、丸山鋭雄(としお)(1887~1974)が1936(昭和11)年、卒業生に贈った自筆の書や戦前の盈進学園の学校新聞など、学園の歴史を語る貴重な資料が本校に寄贈されました。

丸山鋭雄の教え子の一人で、後に本学園の理事・評議員を勤めた高桑秀雄氏(故人)の子息、高桑信雄さんが遺品を整理していて、学園関係の資料が豊富に残っていることに気づき、本学園への寄贈を申し出てくれました。

24日、来校した信雄さんは「父に連れられて盈進小学校の運動会を見にいったことがありました。晩年の丸山先生から算数を教わったことがあります」とふりかえっていました。

中川進理事長、北村陽子学校長は「本学園の歴史を語るだけでなく、戦前の小学校教育を知る上でも貴重な資料になります。丸山先生の教育理念を忘れないよう、学内でこれらの資料を活用していきたい」と話しました。

高桑信雄さん(右)の説明を聴く、中川理事長、北村校長

丸山鋭雄が高桑秀雄氏に、卒業にあたって贈った「書」。「為高桑君」と題し、「快活なれ、勤勉なれ」と励ましている。「昭和11年3月25日小学校卒業 盈進学園長 丸山鋭雄」とある。

戦前の学校たより、学校新聞も

1936年(昭和11年)発行の学校たより(学校新聞)「盈進の聲(声)」。丸山自身が児童への呼びかけを書いている。後に縦書きの、新聞スタイルに変わる

盈進学園は1925年、都下西多摩郡保谷町(現西東京市)の丸山鋭雄の自宅を教室に、盈進初等学校として創設されたのが始まりです。1985年、学校法人盈進学園東野高等学校が現在の埼玉県入間市に開校しました。