本校図書館にある「加藤保男文庫」に新たな図書が寄贈されました。

大宮市（現さいたま市）に生まれた加藤保男は世界初の南北両ルートからのエベレスト登頂を果たすなど、世界の山岳史に大きな足跡を残しましが1982年、33歳でエベレスト冬季単独登頂に成功後、消息を絶ちました。

加藤の友人で本校と縁のあった佐藤精一氏から、加藤関連の図書が本校に寄贈され2015年秋、その図書類を公開展示する特別展が校内で開かれ、その後「加藤保男文庫」が図書館に常設されました。

今回は、佐藤氏が遺族から寄贈された図書を整理し、また新たに収集した図書や雑誌など計42点が昨年に続いて追加寄贈されました。

佐藤氏から中川進理事長、北村陽子校長に寄贈品と目録が手渡され、佐藤氏とともに文庫開設に協力していただいた星敏夫前理事を交えて、文庫のいっそうの充実に向けて意見交換しました。

（左から）佐藤氏、北村校長、星前理事