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2020.11.06お知らせ

山岳関連書籍・資料が寄贈されましたーー図書室「加藤文庫」へ

世界的な登山家、加藤保男に関する書籍や山岳関連資料などを収蔵する本校図書室の「加藤文庫」に今年度も新たな書籍が寄贈されました。2015年度から始まった寄贈も今年度の26点を加え、総数303点となりました。

大宮市(現さいたま市)に生まれた加藤保男は世界初の南北両ルートからのエベレスト登頂を果たすなど、世界の山岳史に大きな足跡を残しましが1982年、33歳でエベレスト冬季単独登頂に成功後、消息を絶ちました。

2015年、加藤保男の友人で本校と縁のあった佐藤精一氏や本学園元理事の星敏夫氏らの尽力で、学園創立90周年記念行事の一つとして「加藤保男展」を本校内で開催。展示された書籍や資料をもとに図書館に「加藤保男文庫」が開設されました。

その後も、佐藤氏、星氏から毎年、加藤に関連する図書やDVDなどの映像資料、さらに山岳一般の書籍、雑誌なども寄贈されてきました。

今年度はコロナ禍で佐藤氏、星氏は来校を遠慮されましたが、新たに書籍や雑誌など26点が送られてきました。中川進理事長、北村陽子校長は早速荷をほどいて1点ずつ手にとりながら、書籍だけでなく昭和期の雑誌や写真集なども丹念に収集されていることに驚き、感謝していました。

佐藤氏、星氏からは「人を愛し、自然を愛し、山に限りない挑戦を続けた加藤康男の足跡ばかりでなく健全な体を保持し環境を守り生き抜いた先人たちの行動を幾多の書物から学び取ってほしい願うばかりです」とのメッセージが伝えられてきています。