2013.11.12お知らせ
本学園の木造建造物は竣工当時、戦後最大の準木造建築として建築界では有名でした。
学内のいずれの建物も米国人建築家C. Alexanderの設計(パターンランゲージ様式)による
ポストモダン風の建造物です。
体育館は大講堂に次ぐ学内で2番目に大きい建築物であり、
池の最南端の小島に浮かぶような佇まいのユニークな建物です。
因みに、1985年当時、木造建築による大空間設計は、原設計の空間クオリティを維持するために、
建築センターの評定が必要だったと云われます。
このたびの工事は、経年によって生じた外壁や柱などに見られる劣化・腐食状態を綿密に調査した上で
行なうものであり、当建造物の設計コンセプトを保持しながら問題箇所を補強・改修し、
安全性・耐久性の維持向上をさせることを目的にしたものです。
体育館(1985年3月29日完成)の主に北面部分の改修
2013年11月8日~12月28日
■仮設工事 ■解体工事 ■木工事 ■鋼製建具工事
■左官工事 ■板金工事 ■金物工事