2021.03.22学校行事
2020年度修了式が22日、行われました。新型コロナウイルス感染症対策の「3密」回避のため、1、2年生はそれぞれのクラスで一斉放送を聴きました。
北村陽子校長があいさつしました。
2020年度は新型コロナウイルス感染症対応に追われた1年でしたが、この1年間「日常をどう組み立てるか」「つながり方について」「会う喜びについて」「結束力について」「制約の中で生きることについて」といったことを話してきました。今日は「区切りをどう考えるか」について話します。
最初に卒業証書授与式についてです。卒業生と教職員だけで時間を短縮して行いましたが、立派な式でした。本校での学びを確かなものにして次のステージに進むその姿は自信に満ちていました。人生に大きな区切りをつける意味でもよかったと思います。
学生時代は入学式、卒業式があり、学期末ごとに試験があったり進級のクラス替えで人間関係が変化したり、区切りを感じることが多い時です。その区切りを上手に使いこなすことが大事です。卒業生は卒業式を一つの区切りとして新たなスタートを切っていきました。
1、2年生のみなさんは進級を一つの区切りとして、1年間を振り返り、それぞれの目標を明確にしましょう。君たちにできることは、過去をどう未来につなげていくかを考え行動に移すことです。コロナ禍の1年を各自振り返り2021年度の在り方を考え、やるべきことを確実にやっていきましょう。
今年度の大学入試結果を見てみましょう。日東駒専の合格者数は100人に迫り、日本大合格者の多い高校として「サンデー毎日」の合格速報にも掲載されました。このような実績を残せたのはなぜか。先日校長室を訪ねてくれた4人の卒業生はこんなことを言っていました。
「言われたことを素直にやり続けること」
「英検週間はいい行事だよね」
「もっと自分を表現するグループディスカッションがしたかった」
「厳しい先生がいいよね。先生も厳しくするほうが大変でしょうが」
素直な気持ちでやり続けることが大事で、そのことによって結果がついてくるということです。まだまだだったなと思う人は、今日から取り組みましょう。
学年末休業中は読書を勧めます。図書委員会から「教員・図書委員 おすすめ本一覧」が渡されたでしょう。それを参考にし、読むことによって「知識は第一の宝」を実感してほしいと思います。
修了式での北村陽子校長のあいさつは、東野便りでも詳しく紹介しています。こちらをどうぞ
今年度の卒業証書授与式についてはこちらをどうぞ
卒業生があげていた「英検週間」についてはこちらをどうぞ