2023.06.12
プレゼンテーション力は大学受験、大学でのゼミナールなどの授業、さらには社会に出ていろいろな場面で求められます。パソコンやタブレットを使うのがプレゼンといった狭い解釈でなく、言葉で自分の考え・思いを伝える、発信する、そして理解してもらうというのがプレゼン力ですよね。
12日、そんなプレゼン力を高めようという授業を見させていただきました。大学受験も迫ってきている3年生インターナショナルIクラス、国語表現の時間です。
生徒はこれまでの高校生活を振り返って、そこで得たこと、学んだことをまとめました。また、自分の長所、短所を考えます。入試の面接などで質問されそうな項目ですね。自己分析ができているか自己PRができるかが試されます。そしてIクラスならでは、プレゼンの項目のどこかで英語で発表しなければなりません。
クラス全員がタブレット(iPad)を持っており、プレゼン用アプリを使って投影し、スピーチをしていきます。
高校生活で頑張ったこと、学んだこととして部活動、英語検定、ボランティア活動、カナダ留学などがあげられました。大学では経済を学び将来は国連で働きたい、英語だけでなく多言語も積極的に学びたい、などといった希望が語られ、また最近気になったニュースとして子どもの自殺が増えていること、イタリアの少子化対策などがあげられていました。大変感心しました。
授業担当の教諭からは、原稿を見てばっかりでなく、聞いてもらっている人への視線も大事、身振り手振りも交えて、といったアドバイスがありました。
また、発表しっぱなしではありません。質問も受け付けます。クラスの仲間からだけでなく、授業を見に来ていた外国語科の先生から英語で次々と質問され、ちょっと戸惑う場面もありましたが、きちんとコミュニケーションをとっていました。
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