2023.09.12
このブログ「本校通学圏内から生まれた名曲 その1」(7月25日)でガイドブック『地球の歩き方 埼玉(2023~24)』を紹介しました。世界各地をとりあげている著名なガイドブックですが、そのシリーズの一つとして「埼玉」が発刊され思わず買ってしまったという話でした。
この『地球の歩き方』シリーズについて朝日新聞の9月8日、9日に特集記事が載っていました。出版不況と言われ、雑誌・書籍の売り上げがどんどん減ってきている状況に追い打ちをかけたのがコロナ禍。旅行に出かける人が激減し、旅行ガイドブックも売り上げが大幅に減ります。
そんな苦境にどう向き合ったのか、特集のタイトルは「V字回復」、「まだまだやれることはあるのでは」という好例として記事にしたのでしょうが、なるほどと思った点を少し。
『地球の歩き方 東京』が結構な反響を呼んだことから、国内版を次々と手がけます。京都、沖縄、北海道と、このあたりはまあ定番というか理解できるのですが、千葉や埼玉が出るわけです。そう、ここで私自身も目に止まったわけです。「東京・多摩地域」というのも出ているそうです。本校通学圏ですね、要チェック!
これら国内版を購入した読者の反響から編集部の方たちは、以下のようなことに気づいた、と記事にあります。
はい、私も『地球の歩き方 埼玉』の「コラム」で旧米軍住宅でレコーディングした細野晴臣さんを「再発見」することができたわけです。
さらに心強く励まされたのは以下です。
旅行先の情報取得手段は間違いなくスマホに変わりつつあるのが現状でデジタル化は当然の課題としながらも、編集部のスタッフは「紙」の強みにも気づかされたとあります。
「詳細なガイド本はときに約1千ページもある。画面をスクロールしては到底見切れないが、ぱらぱらとめくって目にとまったところが旅情をそそる」と記者は書き、「ネット検索や対話型人工知能(AI)の回答では得られない良さではないか」とのコメントが続きます。
『地球の歩き方』の公式ホームページはこちらから