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BLOG校長ブログ

2023.12.07

祝 第一位 『可燃物』

週刊文春年末恒例の「ミステリーベスト10」が最新号(12月14日号)で発表されていました。今年で47回目という「伝統」のベストテン、国内部門第1位は米澤穂信さんの『可燃物』だそうです。

10月24日のこのブログ「忘れていました はまる警察・推理小説作家 ②」で紹介しました。「今年のミステリ小説の中でかなりの評価を得るであろう作品です」と、えっへん(自慢するような話でもないですが)

ちなみに米澤さんのベスト1獲得は『満願』(2014年)、『王とサーカス』(2015年)、『黒牢城』(2021年)に続いて4回目だそう。

『可燃物』は文藝春秋社からの発行ですが、このベスト10はミステリー作家や評論家、書店員さんらのアンケートによるものなので、「身内びいき」ではありません。

以前はこのベスト10を毎年参考にして、未読作品をあわてて読んだものですが、最近はミステリー小説を読むことも少なくなってきて、今年のベスト10のうち国内部門で読んだのはこの『可燃物』だけでした。海外部門においてはゼロ、というかジャンルとして今年はほとんど読んでいないので。

ということで、ランクインした作品を「遅まきながら手を出してみるか」とは思うのですが、またまた「積ん読」が増えるだけなような予感もして。