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BLOG校長ブログ

2024.06.24

沖縄「慰霊の日」<23日>にあたって

太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」の23日、沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で行われた「沖縄全戦没者追悼式」で県立宮古高校3年の仲間友佑(ゆうすけ)さんが「これから」と題した「平和の詩」を朗読しました。NHKテレビで中継されご覧になった方も多いとは思います。

各新聞のニュースサイトでもその全文が紹介されています。

たとえば毎日新聞のサイトはこちらから

日曜日ということもあって、本校でも3学年主任がウエブ連絡システムを使って以下のようなメッセージを3年生全員に向け送ってくれました。より多くの生徒にも考えてもらいたく、引用します。

メッセージにもありますが、現3年生の中には昨年秋の修学旅行(3コースに分かれました)で沖縄を訪れた生徒もいます。現2年生も今秋の修学旅行の行先2コースのうち1コースの旅行先は沖縄です。これから修学旅行の事前学習も本格化します。

【沖縄慰霊の日】

今日6月23日は、旧日本軍の組織的戦闘が終結した日として制定された「慰霊の日」。住民をも巻き込んだ激しい地上戦、沖縄戦から79年となります。

特に修学旅行で沖縄に行った皆さんは、1年前とは違う思いを抱いていることでしょう。そんな皆さんは、下級生たちにその知見を伝えていく役割を担っています。伝えるためには考えなくてはなりません。あなた方が学んだこと、感じたことを一層深めてください。そして考えましょう。なぜ戦争が起こるのか、平和とは何か、私たちはどう生きるべきなのか……。

79年前の戦禍を想像できる心と、平和の礎の前で祈る遺族の方々の想いに共感できる心を、ずっともち続けてほしいと、私は思っています。

学年主任
鬼嶋知見