文芸部2022.08.03
文芸部は7月27日(水)~29(金)まで、
石川啄木生誕の地、岩手県盛岡市で実施された「全国高校生短歌大会(短歌甲子園2022)」に
参加してきました。
メンバーは3年生で部長の村野さん、同じく3年で副部長の根本くん、
1年生の久連山くん、二宮くんの4人です。皆初めての岩手、初めての盛岡でしたが、
楽しみながら大会に臨むことができました。
初日は、まず姫神ホールにて開会式がありました。
組み合わせ1次リーグの組み合わせ抽選がありました。
その結果、東野高校はCブロックとなり、岩手県盛岡第一高校と福島県東日本国際大学附属昌平高校との対戦となりました。その後、「不来方城跡公園」や「石川啄木記念館」など、石川啄木ゆかりの地をまわりながら題詠ツアーに参加しました。
特に参加メンバーは、石川啄木記念館に併設されている「旧渋民尋常小学校(盛岡市指定文化財)」がお気に入りでした。かつての黒板や机、職員室がそのまま残され、「ここでこんなふうに啄木は教えていたのかな」と想像を膨らませながら短歌へのインスピレーションにつなげました。
2日目には団体戦一次リーグと個人戦が実施されました。
福島県の東日本国際大学付属昌平高校との対戦では2対1で勝利しました。
しかし、岩手県盛岡第一高校戦では0対3で負けてしまい、残念ながら決勝トーナメントには進めませんでした。
それでも選手は歌の披露から質疑応答まで堂々とした立ち振る舞いでした。
個人戦でもそれぞれが納得いく短歌を詠みましたが、残念ながら決勝進出ならずでした。
3日目は、敗者復活戦がありました。ここでも祈るような気持ちで結果を待ちましたが、
復活ならずで、その後は決勝トーナメントの観戦をしながら、それぞれの学びを深めました。
決勝に残る学校は、いずれも短歌の質や言葉の選び方に工夫があり、選手たちは大いに刺激を受けました。
また、最後には特別審査員の小島ゆかり先生とも写真を撮らせていただきました。
結果としては主だったものは残せませんでしたが、それぞれ学びと実りの多い3日間となりました。
ここで得たことを今後の部活に活かすとともに、文化祭にむけ制作予定の部誌でも、
選手それぞれがさらに細かくレポートする予定ですので、機会があればご覧ください。
応援、本当にありがとうございました。