野球部2019.07.15
高校野球を通して、今の選手たちは技術的にも人間的にも大きく成長をしてくれたと感じています.
今後も野球というスポーツを通して、努力し続けることの尊さや人を大事に出来る人間性など社会に出るときに必要な力を身に付けさせていきたいと考えています。
<回の合間のミーティングを真剣に聞く選手たち>
<攻守交代時に守っていた選手を迎え、ねぎらう場面>
<学校を卒業した野球部OBが駆けつけ、応援している場面>
今の野球部があるのも、多くの人に支えてもらっているからこそ野球というスポーツが出来ているのは間違いありません。まだまだ、今の選手たちはやらなくてはならないことが山積みです。今後もすべての人から応援される野球部を目指し、新チームでも頑張ってまいります。
今後とも東野高校野球部を宜しくお願い致します。
野球部2019.07.15
2019年7月13日(土)に高校野球 夏季 埼玉大会の一回戦が行われました。 相手は昨年と同様の浦和学院との試合でした。 昨年の試合では7回コールドの0-7で敗北し、その試合には2年生主体(現三年生)で挑み、負けているので「今年こそは!!」という強い気持ちで試合に臨みました。
1回から、東野の打線がつながり、2アウト1・3塁のチャンスを作りましたが、得点することはできませんでしたが、幸先の良いスタートを切ることが出来たと思います。守備では投手3年の巧みな投球術で1・2回と0で相手を抑えていきます。
<3年投手の独特なアンダースローで抑えている場面>
3回から浦和学院が攻撃のパターンを変え、攻めてきたことで3回には1点、4回に2点、5回に2点の5点を取られてしました。しかし、その中でも選手たちは慌てず、自分たちの出来るプレーに専念し、何とかピンチをくぐりぬけていきました。昨年と比べて、打撃力や守備力という面では大きく力をつけてきた選手たちは良く頑張っていました。春季大会のふじみ野戦では点を取られてから崩れる場面が多かったチームですが、夏までに課題を克服し、6回から相手のスコアに0を並べることが出来ました。
打線は5回まで相手エースにヒット2本に抑えられていましたが、6回から投手が変わったことで打線が繋がり始め、8回には2アウト満塁の所までチャンスを広げ、3番(三年生)がライトに良い打球を打つも、相手のファインプレーに阻まれ得点できませんでした。
<三年の捕手がセカンドスローをする場面>
<4番2年生の打席の様子>
最終回も2アウト1・2塁まで攻めるも、最後の打者がセカンドゴロでゲームセットになりました。結果は0-5の敗北となりました。
しかし、昨年と比べると大きく成長をすることが出来ました。昨年度甲子園ベスト8だった相手に得点は出来なかったもののヒット8本で打ち負けなかった部分は成長を感じます。さらに、失策もなく、守備の面でも良いリズムで守ることが出来ました。
②へ続く
野球部2019.05.12
2019年5月12日(日)VS鶴ヶ島清風との練習試合の様子をお伝えします。
GWが明けの最初の試合でした。試合前のアップなどを見てもどことなく、試合に気持ちが向いてないような気がしていて、少しスタッフとしては不安の中で試合が始まりました。
案の定、初回から連打やエラーなどで初回に5点・2回には3点を取られ0-8と大きくリードされました。いつもなら、ここで試合が決まってしまうところですが、GWの試合を通して、逆転勝ちをしてきたチームなのでどことなく選手にも「このぐらいなら追いつくだろ」という良い意味での余裕がありました。(スタッフとしてはこの余裕が危険だな…と感じていました。)
結局5回終了時には5-12で負け越していました。6回から全体的に声が出るようになり、チームとしてエンジンがかかり始めた感じでした。それもあり、主将が3試合連続となる110m近くの3ランホームランを打ち、8-12となりました。その後も7回に1点・8回には2点を挙げましたが追いつかず、11-14で敗戦となりました。
監督から「練習でやってきた守備のプレーなどが出来ていない。準備不足である」と指摘がありました。試合前のアップで気持ちを高めるために声を出したり、「詰めの甘さ」を出さないように1球に集中するなど練習から意識を変えていく必要があります。
「最初が肝心」という言葉があるように、練習での一本にどれだけ集中できているかが重要だと感じた試合でした。
この試合でも、代打成功率の高い3年生は今日もヒットを打ち、代打成功率を維持し続けています。この前の試合にサヨナラヒットを打った選手も、少しずつ大事な場面に気持ちを出せるようになってきており、ヒットも出てきています。野球を通して、少しでも成長してほしいと思います。
これからはテスト1週間前になります。勉強でも結果を出し、文武両道を目指してほしいと思います。
以下は練習試合の様子です。どうぞ、ご覧ください。
この上の2枚が、代打成功率が7割5分(4打数3安打)をキープしている選手です。3年生で1年生の頃とは見違えた姿を見せてくれています。常に努力を続けている選手で「努力は裏切らない」を体現してくれています。他の選手もこれに続いてくれたらを思っています。
ブルペンの様子です。今、投げている選手(2年)も着実に成長を続け、学校生活でも野球でも1年の前半の頃とは見違えて成長しています。投手の後ろにいるのは昨年度、卒業した野球部OBも駆けつけてくれました。
2試合目の1年生投手の後ろを守る、選手たち。(セカンドを守るのは1年生のIクラスの選手です。文武両道で頑張っている期待の選手です)
1試合目 11-14 敗戦
2試合目 5-4 勝利
今後とも、東野高校野球部を宜しくお願い致します。
今後の予定
5月25日(土) VS星野 (星野G)
26日(日) VS玉川学園 (玉学G)
野球部2019.05.06
2019年5月4日(土)・5日(日)の練習風景をお伝えします。
4日(土)は午前中の練習で前回の反省であった「詰めの甘さ」を克服するべく、練習から意識を高く持ってやっていくことを意識して行いました。しかし、スタッフから見て、まだまだ1人1人の意識の低さが見受けられます。選手一人一人が課題を克服するべく「何をするべきなのか」「どのように意識するべきか」を自分自身で考えて練習を行っていく必要があると感じました。
5日(日)は千葉の県立柏陵高校と東邦大東邦との練習試合を行いました。柏陵高校は平成11年に甲子園に出場したこともある高校です。
1試合目は東邦大東邦との試合でした。
初回・3回に1点ずつ取られるも、その裏の攻撃で追いつきますが4回に4点を取られ、1点を返すも5回終了時には3-6で折り返しました。その後8回に相手のエラーや四球などでランナーをため、センターオーバーの2塁打を放ち、6-6と同点になりました。しかし、9回に1点を返されましたが、流れを相手に渡せず、サヨナラ2塁打を放ち、8-7でサヨナラ勝ちとなりました。
監督から「決め切れる場面で決定打を打つことが出来ていなかったが、最後には打つことが出来て良かった。しかし、ランナー2塁からのヒットを出すためにどうするか考える必要がある」とのご指摘がありました。ここぞの場面で打つことが出来なかった選手がこの試合は目立ちました。これも日常の「詰めの甘さ」だと感じております。「なんとなく」ではなく「最後まで気を抜くことなく」やれているかどうかが野球に通ずる部分であると感じました。
しかし、打撃面での向上は素晴らしく、昨年よりも一昨年よりも良くなっている印象です。このまま打ち勝つこともできるチームになっていけたらと考えております。
<8回に流れを引き寄せる2塁打・サヨナラ打を打った選手>
最後のサヨナラ打を打ったのは2年生の選手ですが、周りの選手にも優しく、気を配ることができる選手ですが、大一番で気持ちが弱くなり、持ち味を発揮することが出来ない選手でしたが、今回打てたことを自信にして頑張ってほしいと思います。
また、この3試合で代打成功率が7割5分の3年生もいます。この生徒は後輩からも尊敬され、率先して雑務もこなし、周りに対して注意の出来る選手になりました。1年生の時とは見違えた姿を見せてくれています。
2試合目の柏陵高校との試合でした。
(あまり写真が撮れず。申し訳ありません)
先発の3年生が相手打線を上手にかわしながらの投球で7回まで5失点でマウンドを降ります。相手の速球投手に押され、なかなか点を取るのが難しい回が続きましたが、3回に、主将の逆転2ランホームランが飛び出すなど一挙に逆転に成功しましたが、そのあとにエラーやヒットが重なり終わってみれば2-14で敗北でした。
監督から「エラーや四死球からの得点される可能性が高い。これをなくすために何をするべきなのか考えること」のご指摘がありました。特に終盤に得点をされるケースが多く、これは集中力の問題だと思います。野球に限らず、日常生活からメリハリのある生活を行うことが大切であると感じました。
前々回の時に1年生マネージャーのスコアを出したので、今回は2年生マネージャーのスコアです。この生徒は元々ソフトボールをやっていたのでスコアが最初からある程度書けていましたが、今見ると、こちら側から教えていないものまで書けるようになっていました。聞いてみると「試合をやるごとに少しずつ覚えていきました。」と言っていました。気づかぬうちに選手だけでなく、マネージャーも少しずつ成長している姿が見れてすごく嬉しかったです。
今後に向けて、練習の取り組みが大事になっていくと思います。意識一つ変えるだけでチームは変わります。今の選手にはそれを期待しながら見守っていこうと思います。
今後とも東野高校野球部を宜しくお願い致します。
今後の予定
5月12日(日)VS鶴ヶ島清風(鶴ヶ島清風G)
5月25日(土)VS星野(星野G)
5月26日(日)玉川学園 (玉川学園G)
野球部2019.05.05
2019年5月3日(金)の練習風景をお伝えします。
この日は、県立大宮高校と市立浦和高校との練習試合を行いました。2校とも過去には甲子園に出場もしたことがある高校です。
監督から「今回の練習試合は結果ではなく内容のある試合にしよう」との一言から始まりました。
1試合目の大宮高校では、打線が爆発し、5回終了時には13-4で大きくリードしました。10点差をつけて7回コールドで終了させようと監督からありましたが、なかなか点を取ることが出来ませんでした。その後、8回に一挙6点を取られ、9回に1点も取られましたが最終的には13-11で勝利することが出来ました。
監督からは、この試合を通しての「詰めの甘さ」が課題であると指摘がありました。
やはりこれは、日頃の学校生活や練習態度に関係することだと思います。常日頃から「最後まで」「気を抜くことなく」やることが出来ているかどうかだと思います。春季大会の二の舞にならぬよう気を引き締めていこうと選手には声をかけていきました。
2試合目の市立浦和高校との試合は序盤は競った試合展開で5回終了時に3-3で折り返しました。6回に一挙5点を取られ、3-8になり厳しい試合展開になりましたが、1試合目の反省を生徒たちが生かし、諦めることなく、頑張ってくれました。7回に主将の逆転満塁ホームランも飛び出し一挙7点を奪い逆転に成功。8回にも3点取り結果的に13-9で勝利しました。
逆転満塁ホームランを打った主将です。
監督からは「よく頑張った」とお言葉を頂きましたが、「自分たちのヒットなどで得点に結びつけることがあまり出来ていなかった」課題の指摘もありました。
ここ最近になり、勝利が増えるようになり、勝つことの喜びを生徒たちが少しずつ分かるようになってきたと思います。冬から続けてきた打撃の向上し、打てるようになり得点力が上がってきています。「自分たちもやれば必ずできる!」「やってやる!」という気持ちが少しずつ芽生えてきたように感じます。結果ももちろん大事ですが、練習でやってきたことが出せる内容の濃い試合になれば結果もおのずとついてくると思います。
今後とも東野高校野球部を宜しくお願い致します。